第18回つくばヨルノズク杯 ノズクイズその1 解答編
2017年2月12日 ポケモンカードゲーム解答編。問題編からどうぞ。
http://toripa.diarynote.jp/201702072113053952/
【1.メレメレ島の基本問題クイズ】
① 「ラランテス」と「ラランテスGX」は、60枚デッキにそれぞれ
4枚ずつ入れることができる。
○ 「ポケモン」と「ポケモンGX」は別の名前のカードとしてあつかいます。
② 自分の番にワザを使い、おたがいのプレイヤーのバトルポケモンが同時に
きぜつした場合、先に自分が次のバトルポケモンを出す。
× 先に相手プレイヤーが次のバトルポケモンを出します。
なお、ポケモンチェックでおたがいのポケモンが同時にきぜつした場合、
次の番を行うプレイヤーから、バトルポケモンを出します。
余談ですが、1問目は自分自身が勘違いしてた部分だったりします。
あれ、ソルガレオとソルガレオGXは合計4枚しか入れられないんじゃ、
みたいな勘違い、よくありますよね・・・?
【2.アーカラ島のダメージ計算クイズ】
(1)ワザのダメージの計算
(2)ダメージを与えるポケモンが受けている効果の計算
(3)弱点の計算
(4)抵抗力の計算
(5)ダメージを受けるポケモンが受けている効果
以上のダメージ計算中のうち、以下はそれぞれどこのタイミングで
かかる説明文か。
① ヨーテリーのワザ「ふるいたてる」
(2)このワザの効果がかかっているヨーテリーの使うワザは、
ワザの基本ダメージを決定したあと、さらにダメージを追加します。
② フクスローのワザ「リーフブレード」
(2)このワザの説明文は効果ではなく、ダメージの計算として行われます。
③ シロデスナの特性「すなのぼうへき」
(5)ワザの基本ダメージを決定したあと、そのダメージを小さくする
特性です。
④ ルギアの特性「プレッシャー」
(2)ダメージを受けるポケモンにかかっている効果になるので、
弱点の前に計算を行います。
問題文が何を言っているのか分からない、という意見をいただきました。
ダメージを20変える説明文を複数用意して、
ダメージ計算中のどこのタイミングでかかる説明文かを聞きたかったの
ですが、確かにとても分かりにくい。
【3.ウラウラ島の説明文クイズ】
①前の相手の番に、相手のペリッパーがワザ「そらをとぶ」を使ったが、
コインがウラだったので失敗した。
このとき、「そらをとぶ」を自分のウソッキーのワザ「みようみまね」
として使うことができる。
○ 次の問題とセットで、『失敗したワザは使ったことになるのか』を
聞きたかった問題です。
使うワザ自体に失敗の条件が書いてある場合、ワザは使ったことに
なります。ので、「みようみまね」として使えるわけです。
② こんらんになっている自分のカビゴンGXが、GXワザ「ほんきをだすGX」
を使った。
このとき、こんらんの効果で投げたコインがウラだった場合、ワザは
失敗するが、次の自分の番以降、自分はGXワザを使うことができる。
○ 前の問題とセットでの問題です。
サンドのワザ「すなかけ」やこんらんで投げるコインは、
(http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/32258/regu/XY)
失敗した場合ワザを使ったことにはなりません。
ので、GXワザを使ってはいないので、次の番以降も使える、という
わけです。
③ 自分のポケモンに、特性「ワンダーロック」の効果で、
クレッフィを「ポケモンのどうぐ」としてつけている。
このポケモンにサポート「AZ」を使った場合、クレッフィは手札にもどる。
× 「ポケモンのどうぐ」や「特殊エネルギー」としてついている
ポケモンは、ポケモンではなくなっているためトラッシュされます。
ダストにクレッフィをつける際に、どういう扱いになるかをよく
聞かれるのですが、ポケモンの持つ「特性」ではなくポケモンの
どうぐとしての説明文になるので、次の相手の番の終わりに
トラッシュされます。
AZで戻せないのも、ポケモンではないからですね。
【4.ポニ島のワザの手順クイズ】
主に、
1.ダメージ計算
→2.ダメージ以外の効果
→3.ダメージを受けたときにはたらく効果
という順番に関して聞く問題でした。
(実際は他にもいくつか手順はありますが)
① 相手のバトル場に、ポケモンのどうぐ「炸裂バルーン」をつけている、
特性「フライトナイト」がはたらいているイベルタルがいるとき、
自分のゲンガーEXが、ワザ「やみのかいろう」を使い、ワザの効果で
ソーナンスと入れ替えた。
(1)このとき、「炸裂バルーン」の効果でゲンガーEXにダメカンを
のせることができる。
(2)このとき、「炸裂バルーン」は、自分の番の終わりにトラッシュ
される。
(1)× (2)○
1.ダメージ計算をした段階では「フライトナイト」で「炸裂バルーン」の
効果がなくなっている
2. 「フライトナイト」がなくなる
3.「炸裂バルーン」のダメージを受けたときにはたらく効果は発生して
いない
の順でワザは行われていきます。
最後に、番の終わりで「フライトナイト」は既になくなっているため、
「炸裂バルーン」はトラッシュされます。
② 相手のベンチに、ポケモンのどうぐ「かたいおまもり」をつけている、
悪タイプを弱点に持つポケモンがいるとき、
ポケモンのどうぐ「こうかくレンズ」がついている自分の
バルジーナBREAKがワザ「わざわいのつばさ」を使った。
(1)このとき、「かたいおまもり」の効果で、ワザのダメージは
「-20」される。
(2)このとき、弱点の計算を行うことができる。
(1)○ (2)×
(1)
1.「かたいおまもり」でワザのダメージは「-20」
2.「かたいおまもり」をトラッシュ
という順です。
このようなワザの場合、スタンダードレギュレーションのカードでは、
ポケモンのどうぐをダメージを与える前にトラッシュする場合がほとんどです。
その場合は当然先にトラッシュされるため、「-20」されません。
(2)
ワザの手順とはかけ離れるのですが、この状況に相応しいので入れた問題です。
この場合、「こうかくレンズ」の恩恵を受けることはできません。
それはなぜか。
「こうかくレンズ」は[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
というルールに対する効果の「ポケモンのどうぐ」だからです。
他のカードで例えると、
おたがいのプレイヤーは、自分の最初の番には進化ができない。
また場に出したばかりのたねポケモンや進化したばかりのポケモンも、
その番には進化できない。
更にいうと、[退化したポケモンは、その番に進化できない。]
というルールに対する効果のカードが「巨大植物の森」などである、
といえば分かりやすいでしょうか。
そして、バルジーナBREAKやアローラダグトリオなどのワザでは、
(http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/33042/regu/XY)
このワザのダメージは弱点・抵抗力を計算しない。と書かれています。
これはルールを表した説明文ではないため、こうかくレンズの効果より
優先されます。
巨大植物の森があっても、しんかジャマーを受けているなら進化できない
ようなものです。
このように、説明文は
できない>できる>[できない]
の順に優先される。
そう理解しておけば、いざという時に迷わない、かもしれません。
http://toripa.diarynote.jp/201702072113053952/
【1.メレメレ島の基本問題クイズ】
① 「ラランテス」と「ラランテスGX」は、60枚デッキにそれぞれ
4枚ずつ入れることができる。
○ 「ポケモン」と「ポケモンGX」は別の名前のカードとしてあつかいます。
② 自分の番にワザを使い、おたがいのプレイヤーのバトルポケモンが同時に
きぜつした場合、先に自分が次のバトルポケモンを出す。
× 先に相手プレイヤーが次のバトルポケモンを出します。
なお、ポケモンチェックでおたがいのポケモンが同時にきぜつした場合、
次の番を行うプレイヤーから、バトルポケモンを出します。
余談ですが、1問目は自分自身が勘違いしてた部分だったりします。
あれ、ソルガレオとソルガレオGXは合計4枚しか入れられないんじゃ、
みたいな勘違い、よくありますよね・・・?
【2.アーカラ島のダメージ計算クイズ】
(1)ワザのダメージの計算
(2)ダメージを与えるポケモンが受けている効果の計算
(3)弱点の計算
(4)抵抗力の計算
(5)ダメージを受けるポケモンが受けている効果
以上のダメージ計算中のうち、以下はそれぞれどこのタイミングで
かかる説明文か。
① ヨーテリーのワザ「ふるいたてる」
(2)このワザの効果がかかっているヨーテリーの使うワザは、
ワザの基本ダメージを決定したあと、さらにダメージを追加します。
② フクスローのワザ「リーフブレード」
(2)このワザの説明文は効果ではなく、ダメージの計算として行われます。
③ シロデスナの特性「すなのぼうへき」
(5)ワザの基本ダメージを決定したあと、そのダメージを小さくする
特性です。
④ ルギアの特性「プレッシャー」
(2)ダメージを受けるポケモンにかかっている効果になるので、
弱点の前に計算を行います。
問題文が何を言っているのか分からない、という意見をいただきました。
ダメージを20変える説明文を複数用意して、
ダメージ計算中のどこのタイミングでかかる説明文かを聞きたかったの
ですが、確かにとても分かりにくい。
【3.ウラウラ島の説明文クイズ】
①前の相手の番に、相手のペリッパーがワザ「そらをとぶ」を使ったが、
コインがウラだったので失敗した。
このとき、「そらをとぶ」を自分のウソッキーのワザ「みようみまね」
として使うことができる。
○ 次の問題とセットで、『失敗したワザは使ったことになるのか』を
聞きたかった問題です。
使うワザ自体に失敗の条件が書いてある場合、ワザは使ったことに
なります。ので、「みようみまね」として使えるわけです。
② こんらんになっている自分のカビゴンGXが、GXワザ「ほんきをだすGX」
を使った。
このとき、こんらんの効果で投げたコインがウラだった場合、ワザは
失敗するが、次の自分の番以降、自分はGXワザを使うことができる。
○ 前の問題とセットでの問題です。
サンドのワザ「すなかけ」やこんらんで投げるコインは、
(http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/32258/regu/XY)
失敗した場合ワザを使ったことにはなりません。
ので、GXワザを使ってはいないので、次の番以降も使える、という
わけです。
③ 自分のポケモンに、特性「ワンダーロック」の効果で、
クレッフィを「ポケモンのどうぐ」としてつけている。
このポケモンにサポート「AZ」を使った場合、クレッフィは手札にもどる。
× 「ポケモンのどうぐ」や「特殊エネルギー」としてついている
ポケモンは、ポケモンではなくなっているためトラッシュされます。
ダストにクレッフィをつける際に、どういう扱いになるかをよく
聞かれるのですが、ポケモンの持つ「特性」ではなくポケモンの
どうぐとしての説明文になるので、次の相手の番の終わりに
トラッシュされます。
AZで戻せないのも、ポケモンではないからですね。
【4.ポニ島のワザの手順クイズ】
主に、
1.ダメージ計算
→2.ダメージ以外の効果
→3.ダメージを受けたときにはたらく効果
という順番に関して聞く問題でした。
(実際は他にもいくつか手順はありますが)
① 相手のバトル場に、ポケモンのどうぐ「炸裂バルーン」をつけている、
特性「フライトナイト」がはたらいているイベルタルがいるとき、
自分のゲンガーEXが、ワザ「やみのかいろう」を使い、ワザの効果で
ソーナンスと入れ替えた。
(1)このとき、「炸裂バルーン」の効果でゲンガーEXにダメカンを
のせることができる。
(2)このとき、「炸裂バルーン」は、自分の番の終わりにトラッシュ
される。
(1)× (2)○
1.ダメージ計算をした段階では「フライトナイト」で「炸裂バルーン」の
効果がなくなっている
2. 「フライトナイト」がなくなる
3.「炸裂バルーン」のダメージを受けたときにはたらく効果は発生して
いない
の順でワザは行われていきます。
最後に、番の終わりで「フライトナイト」は既になくなっているため、
「炸裂バルーン」はトラッシュされます。
② 相手のベンチに、ポケモンのどうぐ「かたいおまもり」をつけている、
悪タイプを弱点に持つポケモンがいるとき、
ポケモンのどうぐ「こうかくレンズ」がついている自分の
バルジーナBREAKがワザ「わざわいのつばさ」を使った。
(1)このとき、「かたいおまもり」の効果で、ワザのダメージは
「-20」される。
(2)このとき、弱点の計算を行うことができる。
(1)○ (2)×
(1)
1.「かたいおまもり」でワザのダメージは「-20」
2.「かたいおまもり」をトラッシュ
という順です。
このようなワザの場合、スタンダードレギュレーションのカードでは、
ポケモンのどうぐをダメージを与える前にトラッシュする場合がほとんどです。
その場合は当然先にトラッシュされるため、「-20」されません。
(2)
ワザの手順とはかけ離れるのですが、この状況に相応しいので入れた問題です。
この場合、「こうかくレンズ」の恩恵を受けることはできません。
それはなぜか。
「こうかくレンズ」は[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
というルールに対する効果の「ポケモンのどうぐ」だからです。
他のカードで例えると、
おたがいのプレイヤーは、自分の最初の番には進化ができない。
また場に出したばかりのたねポケモンや進化したばかりのポケモンも、
その番には進化できない。
更にいうと、[退化したポケモンは、その番に進化できない。]
というルールに対する効果のカードが「巨大植物の森」などである、
といえば分かりやすいでしょうか。
そして、バルジーナBREAKやアローラダグトリオなどのワザでは、
(http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/33042/regu/XY)
このワザのダメージは弱点・抵抗力を計算しない。と書かれています。
これはルールを表した説明文ではないため、こうかくレンズの効果より
優先されます。
巨大植物の森があっても、しんかジャマーを受けているなら進化できない
ようなものです。
このように、説明文は
できない>できる>[できない]
の順に優先される。
そう理解しておけば、いざという時に迷わない、かもしれません。
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