【マッチ5:VSヒカリマサムネ】 VSソーナンスミミッキュダスト
マッチング表を見てまずびっくりしました。
テーブルNo.4 最前列ですよ、最前列!
ついにここまできたか…! と、いやでもテンションが上がります。
そしてバトル場オープン。ソーナンスVSウソッキー。
おそらくダストが出てくる! 今大会、初のダストミラー戦です。
グッズの枚数を考える必要があるので、疲れる試合になりそう。
…が、まず。問題がありました。
ドローサポートがありません。
何度見ても無い。フラダリでドローしてもいいですか?
やっぱりだめですよね。やばい。負ける…
いつもの自分ならそう考えていたと思います。
けれど、あの時の自分は全力で「今できること」を考えていました。
手が震えそうだ。悟られてはいけない。ポーカーフェイスを貫く。
フラダリはある。しかし、使っても誤魔化すことはできなさそう。
それなら、リーリエを引いた時のために、使ったほうがいいか?
かるいしが2枚ある。1枚貼って、ブロアーを誘ってみるか。
ないものはない。そう考えたら、不思議なくらい落ち着けました。
根拠はないけど、何とかなるという確信みたいな。
相手のターン。エネを後ろのソーナンスに張ってエンド。
「…終わり?」
苦笑する相手。相手も事故っていたのか!
それなら分はこちらにある!
こちらのドロー!何も引けない。
相手のドロー!エネを貼って終わり。
こちらの…ドロー! 表面は…白く光ってる!
「引いた!お爺ちゃん!」
思わず お爺ちゃん? と聞き返す相手。
ニコタマはあったので、大車輪GX。爺様のプランBで事故脱出!
その後はフラダリでミミッキュとソーナンスをぷちぷちノックアウト。
4匹目を倒したところで相手が投了しました。
しかし、チームは1勝2敗で敗北。
特にTさんは、ミラーマッチで対策されて非常に辛かった模様。
相手のギミックを見せてもらいましたが、すごい構築でした。
ちなみに、そこから和やかな構築談義に。
マグマ団の秘密基地を見せたらとても驚かれました。やったぜ。
ふと周りを見ると、1勝2敗で負けてしまったチームがいました。
そこで気になったのが、勝った1人が不満そうにしていたこと。
あぁそうか。今の自分って、本来なら不満そうにして良い所なんだ。
せっかく勝ったのに、酷いじゃないか、と。
しかし、そんな考えは浮かびもしなかった。
もしかして、これがチームとして上手く団結できてるってことなんだろうか。
ここまでの戦績は【3-2-0】
思い返せば、その3勝は全て2勝1敗。
そして、メンバー全員が1回づつ、他の2人に助けられた勝利。
何だろう。上手く言葉にできないけど、凄くドキドキしました。
負けた直後だけど、チームの士気は最高潮にあるというか。
「あと2戦。絶ッ対に勝ちますよ。絶対です」
なかば、自分に言い聞かせるように。
ちょっと身体が震える。これは不安じゃなくて、武者震い。
しかし、ここで問題が。
K君がダウンしてしまったのです。集中力切れ。
まだ小学生。ここまでの長期戦を戦いぬけというのも無理な話。
でも、ここまできたら戦い抜きたい。
僅かなインターバル時間で休憩してもらうしかない。
疲れた様子のK君を前に話しかけました。
「少しでも多く休むしかない。横になって、目を閉じて…」
あれ、と思いました。
K君が自分の目をじっと見て、話を聞いている。
自分が知っているK君は、何かアドバイスしても話を聞かず、
どこかへ行ってしまう子でした。
1秒たりともじっとしてられない子。
それが今、じっと自分の話を聞いてくれている。
この子も勝ちたいんだ。
そうだ。自分も勝ちたい。この子を勝たせてあげたい。
【マッチ6:VSグッズロックサンジュウシ】 VSビークインゾロアークダストダス
やめろー! 死にたくなーい! グッズロックはやめろー!
マッチング表の前で騒いでも結果が変わるわけではなく。
ええい、ラフでもオーロットでもなんでもこいや!
…と思っていたら、スタッフがテーブルへ。
えっ、何かやらかしましたっけ?
「ホープトレーナーの対戦を、放送席でやって頂きたいのですが…」
うえぇ!?マジで!?
聞けば生放送のYoutubeで視聴できるようにするとのこと。
1も2も無く承諾。脳筋、ついにユーチューバーになる。
放送の内容はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=ZNd37VBBXG8&feature=youtu.be&app=desktop
(6:37:30頃から対戦開始)
放送席での対戦は、私の夢の1つでした。
あぁ、毎年夢が叶っていくの、いいなぁ…
(去年何の夢が叶ったのかは過去ログ参照)
相手のデッキはビーゾロダスト。
はて、ダストが入るくらいスペースあっただろうか?あのデッキ。
…あっ、そうか。アンノーンがいないのか!
試合中盤、自分が気をつけたのはジジーロンが一撃で落とされないこと。
ゾロアークは問題無い。グッズの枚数は9枚に程遠い。
ジジーロンを倒しうるのはビークインのみ。アンノーンが怖い!
そう思ってダストオキシンのダストを持ってきたのに使わなかったあたり、
葛藤が見て取れると思います。
というのも、最初のサーチでヤブクロン2枚落ちが分かったため、
軽々に進化させられなかったのです。(最初のサーチが長かったのはそのため)
とはいえ、先手を取って相手のカプ・テテフを倒せたのが大きかった。
さらには、そのターンにマグマ団の秘密基地をポストで引けたのが強い。
間違いなく返しでNを撃たれるため、ジジーロン用のダメカンが欲しかったのです。
あとはアタッカーを十分に用意し、相手を順番に倒して終了!
1番テーブルで対戦していた、デッキ製作者の方にも勝利報告。
せっかく作って頂いた爺様、無様な試合をするわけにもいかず。
せめてもの恩返しができたつもりです。
テーブルに戻って結果報告。
Tさんが「どうでした?」って聞くので、ガッツポーズ。
Tさんが1勝していたので、2勝1敗で勝利!
ここまでの戦績は【4-2-0】
自分は気付いていませんでしたが、最終マッチを勝利すれば本線へ。
そういうところまで、駒は進んでいました。
【マッチ7:VSナチュラルエボリューションズ】 VSよるのこうしん
相手事故。バトル場シェイミのみ。
自分の場に爺様。エネ1枚ついてターン開始。
ポスト。ハチマキにヒット!
不利なデッキだけど、ニコタマが付けば勝てる!
サポートは…Nのみ。プラターヌはない。
やるしかねえ!N!
結果として、ニコタマは引けませんでした。
最後までもつれ、渾身のNで手札を縛るも、
3枚で必要パーツを全て引かれました。
Tさんが1勝するも、チームは1勝2敗で敗北でした。
最終戦績【4-3-0】 Bリーグ26位
実は、エネをあと1枚引けば勝てる という状況は過去にもありました。
去年のメガカメックスバトル。プレミアの3戦目がそれでした。
あと1歩で勝てなかった。
でも、あの時はやりきった満足感がありました。
どういう差なのかわかりませんが。
今回のは悔しくて悔しくて、仕方なかった。
待機スペースに戻って、苦笑いでもしながら結果を報告しようと思ったけど、
緊張の糸がぷつんと切れたみたいで、顔を合わせることができませんでした。
何なんでしょうね。
私はただ、真剣勝負を楽しめればそれでいい って思っていたはずなんですが。
これが3on3の楽しさってことなんでしょうか。
帰りの車中では、試合の思い出話に花が咲きました。
頑張った話。不幸に見舞われた話。
健闘した話。細い糸を辿ってギリギリで引き分けに持ち込んだ話。
でもやはり、自分の心の中には 悔しいなぁ って気持ちが消えませんでした。
ああ、強くなりたい。勝ちたい。
次は、おそらく千葉大会のみ。どんな環境になるか、楽しみです。
(デッキどうしよう…)
マッチング表を見てまずびっくりしました。
テーブルNo.4 最前列ですよ、最前列!
ついにここまできたか…! と、いやでもテンションが上がります。
そしてバトル場オープン。ソーナンスVSウソッキー。
おそらくダストが出てくる! 今大会、初のダストミラー戦です。
グッズの枚数を考える必要があるので、疲れる試合になりそう。
…が、まず。問題がありました。
ドローサポートがありません。
何度見ても無い。フラダリでドローしてもいいですか?
やっぱりだめですよね。やばい。負ける…
いつもの自分ならそう考えていたと思います。
けれど、あの時の自分は全力で「今できること」を考えていました。
手が震えそうだ。悟られてはいけない。ポーカーフェイスを貫く。
フラダリはある。しかし、使っても誤魔化すことはできなさそう。
それなら、リーリエを引いた時のために、使ったほうがいいか?
かるいしが2枚ある。1枚貼って、ブロアーを誘ってみるか。
ないものはない。そう考えたら、不思議なくらい落ち着けました。
根拠はないけど、何とかなるという確信みたいな。
相手のターン。エネを後ろのソーナンスに張ってエンド。
「…終わり?」
苦笑する相手。相手も事故っていたのか!
それなら分はこちらにある!
こちらのドロー!何も引けない。
相手のドロー!エネを貼って終わり。
こちらの…ドロー! 表面は…白く光ってる!
「引いた!お爺ちゃん!」
思わず お爺ちゃん? と聞き返す相手。
ニコタマはあったので、大車輪GX。爺様のプランBで事故脱出!
その後はフラダリでミミッキュとソーナンスをぷちぷちノックアウト。
4匹目を倒したところで相手が投了しました。
しかし、チームは1勝2敗で敗北。
特にTさんは、ミラーマッチで対策されて非常に辛かった模様。
相手のギミックを見せてもらいましたが、すごい構築でした。
ちなみに、そこから和やかな構築談義に。
マグマ団の秘密基地を見せたらとても驚かれました。やったぜ。
ふと周りを見ると、1勝2敗で負けてしまったチームがいました。
そこで気になったのが、勝った1人が不満そうにしていたこと。
あぁそうか。今の自分って、本来なら不満そうにして良い所なんだ。
せっかく勝ったのに、酷いじゃないか、と。
しかし、そんな考えは浮かびもしなかった。
もしかして、これがチームとして上手く団結できてるってことなんだろうか。
ここまでの戦績は【3-2-0】
思い返せば、その3勝は全て2勝1敗。
そして、メンバー全員が1回づつ、他の2人に助けられた勝利。
何だろう。上手く言葉にできないけど、凄くドキドキしました。
負けた直後だけど、チームの士気は最高潮にあるというか。
「あと2戦。絶ッ対に勝ちますよ。絶対です」
なかば、自分に言い聞かせるように。
ちょっと身体が震える。これは不安じゃなくて、武者震い。
しかし、ここで問題が。
K君がダウンしてしまったのです。集中力切れ。
まだ小学生。ここまでの長期戦を戦いぬけというのも無理な話。
でも、ここまできたら戦い抜きたい。
僅かなインターバル時間で休憩してもらうしかない。
疲れた様子のK君を前に話しかけました。
「少しでも多く休むしかない。横になって、目を閉じて…」
あれ、と思いました。
K君が自分の目をじっと見て、話を聞いている。
自分が知っているK君は、何かアドバイスしても話を聞かず、
どこかへ行ってしまう子でした。
1秒たりともじっとしてられない子。
それが今、じっと自分の話を聞いてくれている。
この子も勝ちたいんだ。
そうだ。自分も勝ちたい。この子を勝たせてあげたい。
【マッチ6:VSグッズロックサンジュウシ】 VSビークインゾロアークダストダス
やめろー! 死にたくなーい! グッズロックはやめろー!
マッチング表の前で騒いでも結果が変わるわけではなく。
ええい、ラフでもオーロットでもなんでもこいや!
…と思っていたら、スタッフがテーブルへ。
えっ、何かやらかしましたっけ?
「ホープトレーナーの対戦を、放送席でやって頂きたいのですが…」
うえぇ!?マジで!?
聞けば生放送のYoutubeで視聴できるようにするとのこと。
1も2も無く承諾。脳筋、ついにユーチューバーになる。
放送の内容はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=ZNd37VBBXG8&feature=youtu.be&app=desktop
(6:37:30頃から対戦開始)
放送席での対戦は、私の夢の1つでした。
あぁ、毎年夢が叶っていくの、いいなぁ…
(去年何の夢が叶ったのかは過去ログ参照)
相手のデッキはビーゾロダスト。
はて、ダストが入るくらいスペースあっただろうか?あのデッキ。
…あっ、そうか。アンノーンがいないのか!
試合中盤、自分が気をつけたのはジジーロンが一撃で落とされないこと。
ゾロアークは問題無い。グッズの枚数は9枚に程遠い。
ジジーロンを倒しうるのはビークインのみ。アンノーンが怖い!
そう思ってダストオキシンのダストを持ってきたのに使わなかったあたり、
葛藤が見て取れると思います。
というのも、最初のサーチでヤブクロン2枚落ちが分かったため、
軽々に進化させられなかったのです。(最初のサーチが長かったのはそのため)
とはいえ、先手を取って相手のカプ・テテフを倒せたのが大きかった。
さらには、そのターンにマグマ団の秘密基地をポストで引けたのが強い。
間違いなく返しでNを撃たれるため、ジジーロン用のダメカンが欲しかったのです。
あとはアタッカーを十分に用意し、相手を順番に倒して終了!
1番テーブルで対戦していた、デッキ製作者の方にも勝利報告。
せっかく作って頂いた爺様、無様な試合をするわけにもいかず。
せめてもの恩返しができたつもりです。
テーブルに戻って結果報告。
Tさんが「どうでした?」って聞くので、ガッツポーズ。
Tさんが1勝していたので、2勝1敗で勝利!
ここまでの戦績は【4-2-0】
自分は気付いていませんでしたが、最終マッチを勝利すれば本線へ。
そういうところまで、駒は進んでいました。
【マッチ7:VSナチュラルエボリューションズ】 VSよるのこうしん
相手事故。バトル場シェイミのみ。
自分の場に爺様。エネ1枚ついてターン開始。
ポスト。ハチマキにヒット!
不利なデッキだけど、ニコタマが付けば勝てる!
サポートは…Nのみ。プラターヌはない。
やるしかねえ!N!
結果として、ニコタマは引けませんでした。
最後までもつれ、渾身のNで手札を縛るも、
3枚で必要パーツを全て引かれました。
Tさんが1勝するも、チームは1勝2敗で敗北でした。
最終戦績【4-3-0】 Bリーグ26位
実は、エネをあと1枚引けば勝てる という状況は過去にもありました。
去年のメガカメックスバトル。プレミアの3戦目がそれでした。
あと1歩で勝てなかった。
でも、あの時はやりきった満足感がありました。
どういう差なのかわかりませんが。
今回のは悔しくて悔しくて、仕方なかった。
待機スペースに戻って、苦笑いでもしながら結果を報告しようと思ったけど、
緊張の糸がぷつんと切れたみたいで、顔を合わせることができませんでした。
何なんでしょうね。
私はただ、真剣勝負を楽しめればそれでいい って思っていたはずなんですが。
これが3on3の楽しさってことなんでしょうか。
帰りの車中では、試合の思い出話に花が咲きました。
頑張った話。不幸に見舞われた話。
健闘した話。細い糸を辿ってギリギリで引き分けに持ち込んだ話。
でもやはり、自分の心の中には 悔しいなぁ って気持ちが消えませんでした。
ああ、強くなりたい。勝ちたい。
次は、おそらく千葉大会のみ。どんな環境になるか、楽しみです。
(デッキどうしよう…)
コメント
→呼びました?(^ω^)
まさか手だけで誰なのかはバレるまい。
なかなかに刺激的でした!
>>チャーさん
お言葉に甘えて良いのであれば、是非お願いしたいです。
こんなに楽しめて、強くて、愛着のわくデッキはそうそう出会えないです。
そして遅れはせながら、ベスト8おめでとうございます。