オリジナルGXマーカーを作ろう! -材料編-
オリジナルGXマーカーを作ろう! -材料編-
プラパンでオリジナルGXマーカーを作るための材料は4つです。

①プラパン
②画材
③オーブンレンジ
④表面保護材



当然ながらプラパンそのものが必要です。
プラパンを適当なサイズに切り抜いて、着色して、焼く。
ですが!これもまた難しいのです。
何故なら、焼く工程で歪む可能性があるため。
右上の写真を見てください。平行四辺形になってますよね?


簡単に言うと、安いプラパンは歪みやすいです。
これは、タテとヨコの縮小率が異なることによります。
もっと厳密にいうと、高分子の主鎖の向きと、それを板状に成型する時の
伸ばし方とか力のかかり方とか、色んな要因があるのですが…
まぁ、このへんは後で具体的に紹介します。
100円ショップで購入できますよ。


歪みの話が出ましたので、ついでに。オーブンレンジも必要です。
トースターでも焼けるのですが、オーブンレンジの方が良いです。
これは温度を指定して予熱できるため。
最初からオーブン内を熱しておかないと、プラパンへの熱のかかり方が
不均一となり、これも歪みの原因になります。
トースターでも焼くだけなら可能ですが、予熱ができないんですね。
もっというと、プラパンの種類ごとに最適な温度が存在します。
220℃くらいが多いのかな?


画材は、要はお絵かきする道具
油性ペンの代名詞であるマッキーのほか、クレヨンも使えたりします。
当然、種類によって完成品のタッチが変化。お好みで選びましょう。


GXマーカーは、頻繁に手で触るであろう道具です。
画材で着色して焼いただけのプラパンは、使えないことはないのですが
手で触れたり、とがった物に触れたりすると色が取れることがあります。

それを防ぐのが表現保護剤
種類はたくさんあります。用途も多彩です。
木製製品にニスを塗ったりする、アレです。
光沢を出すもの、ひたすら丈夫な保護膜を作る物、逆に光沢をなくすもの、などなど。
ハケで塗る物もありますが、後始末を考えるとスプレータイプがお勧め。

が!しかし、ここで最後の難関が。

この表面保護剤。せっかく塗った画材を溶かしてしまう可能性があります。
2枚目の写真がそれです。溶けちゃいました。うぐぐ…

これは、画材&表面保護剤が油性or水性のどっち?という話に纏められます。
簡単に言うと、両方とも油性、又は両方とも水性だと絵が溶けます。
水と水をくっつけたら混ざりますよね? 油と油をくっつけても混じります。
それと同じ話です。

じゃあ、油性の画材&水性の表面保護剤又は水性の画材&油性の表面保護剤ならOK!
…と思った貴方。半分不正解です

半分って何やねん!って話ですが…

この水性の表面保護材。アルコールを使用しています。
アルコールは確かに水溶性なのですが、油にも少し溶けます。
水性なら安心だな!と思ってがんがん吹き付けると、やはりこれも絵が溶けてしまいます。

それならしかたない。表面保護材は油性にして、絵を水性で塗るしかない。
これは確かに正解なのですが、水性画材はプラパンと相性が悪いのです。
プラスチックの板に水で溶かした絵の具を載せたら、ハジいちゃいますよね。

ほならどないしたらええねん!

実際、私も頭を抱えました。が、そこをすり抜ける方法を見つけた。
それが、今回の記事のメダマとなるわけです。

次は、具体的にこの商品を使えばいいよ! ってのを紹介します。

最初はこちらから。
http://toripa.diarynote.jp/201705312304055426/

続きはこちら。【材料編2】です。
http://toripa.diarynote.jp/201706022307475346/

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