初心者を迎え入れるにあたり、脳筋が考えること
2017年6月5日 ポケモンカードゲーム コメント (2)先日のヨルノズク杯にて、興味深い話を伺うことができました。
テーマはポケカを始める初心者を如何にしてフォローするかです。
実は先日、つくばズンドコに初心者プレイヤーがいらっしゃいました。
何でも、他のプレイヤーに誘われていらしたとのこと。
それなら全力で歓迎しようじゃないか。
しかし、そこはポケモンカードという良質な土壌のあるTCG。
皆様、ちゃんと手加減して下さいました。
いやはや、楽しそうにワザをブチこむジュニアの姿。
子供とは本当に純粋で、そして残酷だ。
「オールセルバーン!」 「ああー!ジジーロンがー!」
さて。
ここまでは、どこのお店でも当然のように見られる光景だと思います。
しかし、この次に起こる問題。それは足りないカードをどうするか。
カードが足りなくても楽しむことはできます。
勝利を目指すだけがTCGじゃない。
でも、勝利することは楽しみ方の大きな1つだと思うのです。
これを目指せないのでは、楽しみ方が制限されてしまう。
私の場合は、ですが。
手持ちのカードをそのまま渡してしまいます。
ノズク杯のティーチングコーナーでも、「これ使ってみたら?」と提案します。
バトルフェスタのデッキ診断でも、初見の相手にコッソリ渡したことがあります。
(尚、その時のカードはなんとスタッフ経由で帰ってきました)
当然、最終的にはカードを購入しないと遊べません。
購入資金を出すのは、ジュニアプレイヤーの場合、その親です。
つまり、その子は親に対して「このカードを買って!」と説得する必要があります。
当然、親は反対します。
「カードはたくさんあるのに、まだ買うの?」 当然の反応です。
何故なら、親はそのカードが何故必要なのかを知らないから。
となると、その子は親に当該カードの有用性を説明しなければなりません。
はたして出来るでしょうか。
使ったこともないカードです。どんな効果なのだろう?
想像力、思考力、全て総動員したとして、子供には限界があります。
仮に理解できたとして、それを言葉に書き起こして説明しなければ。
人に何かを理路整然と説明するのは、大人でさえ難しい。
だから私は、最初に「これを使ってみて」と提案することにしています。
当然、高いカードは出せないし、持っていないカードは出せませんが…
使ってみれば、「お、これは…」という発見を、身体で理解できるかも。
あるいは、子供から説明できなくても、その様子を見た親が理解してくれるかも。
仮に、そのカードのことを理解、説明できなかったとしても。
おそらく、対戦は今までの惨敗とは違い、善戦、接戦、もしかしたら大金星。
その瞬間の嬉しそうな様子は、どんな言葉よりも説得力があるはずです。
…ま、そこまで上手くいくかどうかは分かりませんがね。
断っておきますが、これには弊害があります。
まず、お店が儲かる機会を奪う可能性があること。
本来ならば、誰かがお店にカードを売って、そのカードを他の人が買う。
それによって発生するはずだった利益を無くしてしまう可能性があります。
TCGはお店という、プレイヤーが集まる場所があってこそです。
目先の利益のために、大きな損失をこうむるかもしれません。
対して。
昨日伺った、とあるお店の話では、最初から必要カードの購入を提案するそうです。
お店には、初心者が必要そうなカードを集めた値段一覧表があるそうです。
また、初心者専用の特価セットまで用意してあるとのこと。
さらにすごいのは、このような試みをプレイヤーとお店が協力して行っていること。
試み自体もさることながら、この、お店と協力して、ってのが凄い。
凄くない?
お金のからむ話です。生半可な信頼関係で出来ることではない。
これは、自分が思うに、初心者プレイヤーを迎え入れるにあたっての理想だと思うのです。
カードは買うもの。でも無駄に買わないように、まわりがサポートする。
これによりお店に利益が… あぁ、初心者専用パックは赤字覚悟の特価らしいですが。
実現にあたっては、「これが必要で、値段はこれだよ」という説明が必要です。
もっというと、どれが必要かを自信を持って説明できる人がいるってことです。
「テテフは4枚必要かなー」と思って、実は3枚だったら土下座モノです。
どっちが正解とも言えませんねー って話にはなりましたが、
各々、同じ目的に対して全く違うアプローチを持っている。
それを知ることができたのは収穫でした。
さて、皆さんはどっちが良いと思いますか?
当然、ここに書いた以外のアプローチもあると思います。
そして。
この話を伺って、「じゃあ俺もズンドコで同じことを」って考えた時。
一番ネックになるのがココかな、と思ったのでした。
私、デッキ構築には自信がありませんので。
説明できるようになったら、今より一歩先に進めるのかな。
ともあれ。
色々と考える機会に恵まれました。
ネタを提供してくれた方に感謝しつつ、件の初心者プレイヤーが
来週のジムバトルにも来てくれたらいいなーと願う脳筋でした。
テーマはポケカを始める初心者を如何にしてフォローするかです。
実は先日、つくばズンドコに初心者プレイヤーがいらっしゃいました。
何でも、他のプレイヤーに誘われていらしたとのこと。
それなら全力で歓迎しようじゃないか。
しかし、そこはポケモンカードという良質な土壌のあるTCG。
皆様、ちゃんと手加減して下さいました。
いやはや、楽しそうにワザをブチこむジュニアの姿。
子供とは本当に純粋で、そして残酷だ。
「オールセルバーン!」 「ああー!ジジーロンがー!」
さて。
ここまでは、どこのお店でも当然のように見られる光景だと思います。
しかし、この次に起こる問題。それは足りないカードをどうするか。
カードが足りなくても楽しむことはできます。
勝利を目指すだけがTCGじゃない。
でも、勝利することは楽しみ方の大きな1つだと思うのです。
これを目指せないのでは、楽しみ方が制限されてしまう。
私の場合は、ですが。
手持ちのカードをそのまま渡してしまいます。
ノズク杯のティーチングコーナーでも、「これ使ってみたら?」と提案します。
バトルフェスタのデッキ診断でも、初見の相手にコッソリ渡したことがあります。
(尚、その時のカードはなんとスタッフ経由で帰ってきました)
当然、最終的にはカードを購入しないと遊べません。
購入資金を出すのは、ジュニアプレイヤーの場合、その親です。
つまり、その子は親に対して「このカードを買って!」と説得する必要があります。
当然、親は反対します。
「カードはたくさんあるのに、まだ買うの?」 当然の反応です。
何故なら、親はそのカードが何故必要なのかを知らないから。
となると、その子は親に当該カードの有用性を説明しなければなりません。
はたして出来るでしょうか。
使ったこともないカードです。どんな効果なのだろう?
想像力、思考力、全て総動員したとして、子供には限界があります。
仮に理解できたとして、それを言葉に書き起こして説明しなければ。
人に何かを理路整然と説明するのは、大人でさえ難しい。
だから私は、最初に「これを使ってみて」と提案することにしています。
当然、高いカードは出せないし、持っていないカードは出せませんが…
使ってみれば、「お、これは…」という発見を、身体で理解できるかも。
あるいは、子供から説明できなくても、その様子を見た親が理解してくれるかも。
仮に、そのカードのことを理解、説明できなかったとしても。
おそらく、対戦は今までの惨敗とは違い、善戦、接戦、もしかしたら大金星。
その瞬間の嬉しそうな様子は、どんな言葉よりも説得力があるはずです。
…ま、そこまで上手くいくかどうかは分かりませんがね。
断っておきますが、これには弊害があります。
まず、お店が儲かる機会を奪う可能性があること。
本来ならば、誰かがお店にカードを売って、そのカードを他の人が買う。
それによって発生するはずだった利益を無くしてしまう可能性があります。
TCGはお店という、プレイヤーが集まる場所があってこそです。
目先の利益のために、大きな損失をこうむるかもしれません。
対して。
昨日伺った、とあるお店の話では、最初から必要カードの購入を提案するそうです。
お店には、初心者が必要そうなカードを集めた値段一覧表があるそうです。
また、初心者専用の特価セットまで用意してあるとのこと。
さらにすごいのは、このような試みをプレイヤーとお店が協力して行っていること。
試み自体もさることながら、この、お店と協力して、ってのが凄い。
凄くない?
お金のからむ話です。生半可な信頼関係で出来ることではない。
これは、自分が思うに、初心者プレイヤーを迎え入れるにあたっての理想だと思うのです。
カードは買うもの。でも無駄に買わないように、まわりがサポートする。
これによりお店に利益が… あぁ、初心者専用パックは赤字覚悟の特価らしいですが。
実現にあたっては、「これが必要で、値段はこれだよ」という説明が必要です。
もっというと、どれが必要かを自信を持って説明できる人がいるってことです。
「テテフは4枚必要かなー」と思って、実は3枚だったら土下座モノです。
どっちが正解とも言えませんねー って話にはなりましたが、
各々、同じ目的に対して全く違うアプローチを持っている。
それを知ることができたのは収穫でした。
さて、皆さんはどっちが良いと思いますか?
当然、ここに書いた以外のアプローチもあると思います。
そして。
この話を伺って、「じゃあ俺もズンドコで同じことを」って考えた時。
一番ネックになるのがココかな、と思ったのでした。
私、デッキ構築には自信がありませんので。
説明できるようになったら、今より一歩先に進めるのかな。
ともあれ。
色々と考える機会に恵まれました。
ネタを提供してくれた方に感謝しつつ、件の初心者プレイヤーが
来週のジムバトルにも来てくれたらいいなーと願う脳筋でした。
コメント
初心者を迎え入れるにあたり、足りないカードをどうするか、興味深く読ませていただきました。
私は、今年度の大型大会のイベント内で明らかにポケカ歴浅い子ども(とセコンドにご両親)と対戦をしました。対戦自体は私が勝ちましたが、片付けている時に少しデッキの中身について聞いてみたところ、ダブル無色を3枚しか持ってないとのことだったのでその場で1枚あげました。同じような事をしている方がいて少し安心しました。
一方で、お店とプレイヤーが協力してカードの購入を提案するという方法に驚きました。最初から必要なセットが揃っている方がゲームの楽しさを理解するのもはやく、より楽しんでもらえると思いました。
とりあえず、私は青森でプレイヤーが増えるように祈りながらジムバトルに参加できるときは参加するようにしてます。
長文失礼しました。リンクいただいていきます。
ご意見感謝します。
私が取っている方法は、当然ながらデメリットもあります。
勝手なおせっかいなのかな、なんて考えもします。
楽しみ方が制限される、なんて相手は考えていないかもしれません。
ポケカの楽しみ方は自由ですし、もっと言えばポケカ以外で楽しむのも自由。
…なんて考え始めるとキリがなくなるのでした。悩ましい話です。
今後もずっと悩むつもりです。私もリンク頂きますね。