WCS2017 脳筋的支援録 part13 -サイドイベント&プライズウォール-
WCS2017 脳筋的支援録 part13 -サイドイベント&プライズウォール-
WCS2017 脳筋的支援録 part13 -サイドイベント&プライズウォール-
壁一面に景品が所狭しと並ぶ。だからプライズウォール。

一言で言えば景品交換所です。
ただし、並んでいる景品はどれもヤバい奴ばかり。
日本では輸入するしかないプレイマットのほか、
ぬいぐるみ、スリーブ、その他サプライ品などなど。

時は少し遡り、ゆいと君がDay1突破を決めた後。
少し会場を歩いてみようよ と、プライズウォールを訪れた時のことでした。
「マフォクシーのプレイマット、いいなぁ…」 とポツリ。

仰せのままに!何とかしてみせましょう。
この時のために、使い慣れたジジダストを持ってきていました。


ここでサイドイベントについて説明。
サイドイベントは、参加費を払って参加してポイントを集めます。
参加費はカード支払い可能なので、現金を持ち歩く必要も無し。
イベントの種類は、大きく3つ。

1つ目はピックアップ
参加費5ドルを支払い、その場に集まった8人でミニトーナメントを開催。
参加で10ポイント、その後は1勝ごとに10ポイントが貰えます。
最大3回戦なので、勝ち進めば40ポイントをゲットできる。

2つ目はStandrd MAとか書かれている奴。
開催時間が決められた、ちょっとした大会です。
参加費は10ドル。スイスラウンドで最大4回戦。
参加で20ポイント、その後は1勝ごとに20ポイントが貰えます。
つまり、最大で100ポイントです。
コストパフォーマンスはいいけども、勝てないと何にもならない。
どちらかというとハイリスク、ハイリターンな大会です。

フォーマットにより、StandardとExpandがあり、
また年齢別に ジュニア(JR)、シニア(SR)、マスター(MA)に分かれます。

3つ目はシールド
これはおそらく、パックを開けてその場でデッキを組む奴…だと思います。
参加しなかったので分からないのです。申し訳ない。
参加費は20ドル。これもハイリターンなのかな?
おそらく、パックの中身も貰えるはず。


先に言っておきますが、最高に楽しいです。
年齢も、国籍も、肌の色も、文化さえも違う、世界中から集まった人達。
その全員と、ポケモンを通じて一緒に遊べるわけです。
さらには、スタッフもポケモン大好きなので、感想戦に乱入してきます。
英語とか離せなくても何とかなります。話せたら、もっと幸せになれる。
これは言葉では言い表せない。是非、一度体験して欲しい。

私が実際に体験した、楽しいエピソードをご紹介。

①ジジーロン愛好会
ジジダストを使ったのですが、よくミラーマッチに遭遇しました。
対戦後に相手と感想戦をやるのですが、これがまた楽しい。
「ジジーロンって可愛いよね!」って対戦相手に切り出すと
「そうそう、俺も大好きなんだ!」って返してくれる。そのへんの観客が。
あれよあれよと人数が増えて、みんなでわいわい、好きなポケモン自慢。
みんなポケモン大好きなんです。やったね。

②木彫りのGXマーカー
自作のGXマーカーを持っている人がとても多かったです。
その中でも特に記憶に残っているのが、写真の木彫りGXマーカー。
日本で金属製のマーカーを見たことがありましたが、
こういう手作り感あふれるのもいい。このアイデア、頂き。
今度、自分でも作ってみようと計画中です。

なお、ウラには「MAD PULL」の文字。
「どういう意味?」って聞いたら、山札を力強く引くジェスチャー。
あぁ、ディスティニードローか!

③ビリゲノの女性
Expandedの大会に参加した時のこと。
相手はビリゲノ。名前は確か、April Hillman。こちらはアオギリカメケル。
相性不利だけど、相手のプレイングは不慣れな感じ。
バトルコンプレッサーも知らない様子だったので聞いてみると、
「最近のカードは知らないの。これしかもってない」とのこと。
よし。ここは、全力で楽しませて差し上げましょう。

キュレムでちくちく攻撃している間に、レッドシグナルでカメックスを倒される。
くっそー!って、わざと大げさに悔しがったりして、お互いに笑いながら対戦。
最後はどっちに転ぶかわからなかったものの、一手差で私の勝利。
もう、ポイントとかどうでもよくなって対戦してました。
相手も「惜しかった!」って笑ってくれて。もう感無量。
負けて満足するのが、私の理想とするポケカなんです。

ちなみに、試合を観戦していた彼女のお母さんとも仲良くなりました。
「私のデッキは水タイプだから、いつもあの子にやられちゃうの!」って。
次のラウンドでは一緒になって彼女を応援しちゃったりして。
彼女のゲノセクトがガマゲロゲを倒して勝利して、一緒にお祝いしてました。

いいよね、ポケモンって。

④カメックスのコイン
↑の試合の後、ふと横を見るとカメケルブラックキュレムを使う男性が。
そして、試合が終わった瞬間、お互い同時に喋り始めました。
「カメックス、いいよね!」って。
「ブラックキュレム、強いんだけど、相手のNがねー!」とか、あるあるすぎて。

すると、相手が「ちょっとこれを見てくれ」って。
カードファイルを開くと、「あまごい」カメックスの英語版が。
「これ、ファーストエディションの?」って聞くと、嬉しそうな表情。
さらにはカメックスのコインも見せてくれた。日本のコインよりちょっと大きい。
「すげー!写真撮っていい?」って聞くと、笑って
「いいよ、それ、君にあげる」

「えっ!?」
「それ、君にあげるよ」
「いやいやいや!それは悪いって!」

いいから、と譲らない。だったら!
日本から持ってきたスリーブが入ったカバンを広げて
「これ、すきなの持ってっていいよ!」って。
さんざん説得して、1個持っていってもらいました。
最後はがっちり握手。

その時貰ったコインは、きっと一生大事にします。

⑤バーサーク
「Dranpa(ジジーロン)で、Berserk!(ぎゃくじょう!)」
って宣言すると
「ターンエンド?」
って聞かれる。

「ちがうよ。バーサーク!」
「ターンエンド?」

…?

どうも バーサーク(Berserk) が パスド(Passed) に聞こえるらしく。
英語って難しい。けど、面白い。
お互いに「?」って顔してたのを、何とか説明して、お互いに理解できて
「なるほど!」って爆笑してました。


ちなみにサイドイベントの成績は以下の通り。がんばりました。
Standard ジジーロンダストダス 16勝4敗(80%)
Ecpanded アオギリカメケルキュレム 5勝2敗(71.4%)

コメント

モト
モト
2017年8月31日21:31

えどぽけ運営のモトです
脳筋的支援録楽しく読ませてもらってます
私もWCSの楽しさを思い出します
お互いにまたWCS行きたいですね
あらためて、ユイト君ベスト32おめでとうございます

風朱(ふしゅ)
2017年9月2日8:56

モトさん
えどぽけではお世話になりました。
初めて世界に赴く身として、練習の機会は当然ながら
知り合いを増やすことが出来る場は、とても貴重でした。
本当にありがとうございます。本人にも伝えます。

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