届きました。
ジャッジとイベントオーガナイザーの認定ピンズ。
まだ袋から開けていませんが。

何とも高級感漂う、シンプルかつ重みのある色合い。
シリアルナンバーとかは… ないのかな。

7/15に、8月イベントの申請締め切りが来るそうな。
ということは、今週末には会場とかも考えて打合せして、
それで提出、と。

8月といえば、巷では夏休み。
さて、狙いは如何したものか。
ざっと考えてみると、なるほど難しい。
公式のイベント運営の方々は、こういう苦労をしていたのだろうか。
脳筋には難しい話なのです。
レックウザメガバトルに臨むにあたり。
一つの目標、「アオギリミスをしない」を完遂すべく、
PTCGOでただひたすらカメケルラボを回していました。

結果としては、初戦で大惨事になってしまったのでダメなのですが。

はて、戦績はどうなのだろう。
PTCGOにはデッキ別に戦績記録機構がついているのですね。


対戦数:585
勝利数:380
勝率:64.9%


アレ、思ったほど高くない。
というか、500回もアオギリやっててよく飽きないな…
文字通り、ジャンキーなのでした。
XYレギュのデッキをいくつか組み、参戦。
BWレギュのカメケルも持っていこう。


【BWレギュ:カメケルラボ(奥の手無し)】
VS白レックライチュウ ×1-5
かわむらーさんのご厚意で対戦。宜しくお願いします。
アオギリ成功も、序盤に亀を倒されてから劣勢。
が、相手のリソース消費が大きいのでエネ破壊に回る。
ジラーチ、改ハンで破壊して、フラダリで立ち往生山切れを狙うが、
最後は相手のNでこちらの山が切れて負け。うーん、強い。

VSナイトパレード ○6-4
ラボを絡めて攻めるが、あっさりかわされる。
とりあえず徹底的にキュレムで攻め、サイドをリードさせない。
最後はフラダリを流されなかったので、シェイミを捉えて勝利。

VSライチュウバット ○6-4
開幕はやられないでしょ→後1でブリザードバーンが飛んでくる。
バット込みでキュレムが倒されていく中、ベンチのジラーチがバットで狙われるが、
フラダリが何とか間に合ってサイド取りきり。勝利。
このデッキにチラチーノが入るとは… 想像もできない世界だ。すごい。


やはりカメケルはしっくりくる。


【XYレギュレーション】

使用デッキ:Mデンリュウ&ウルガモス
エネ加速して、殴って。で?
HP低いのは倒しちゃうし、麻痺しても入れ替えでロック解除だし。
使うなら、グッズロック又はレッドカード等の相手事故ギミックまで
入れないといけない。そもそも現時点でもかなりあぶなっかしい動き。
うーん、デンリュウではなく、自分の実力がおいつかないか。
でも、この加速ギミックは何かに使えそうだ。

使用デッキ:はかないヌケニン
プラターヌ→ヌケニンが落ちていく。はかない。
オダマキ→4ドローで事故る。はかない。
フラエッテ→HPが20あがる。ヌケニンがHP50に。はかない。
エフェクトブイズ→120点が240点に。いいね。
打点→秘密基地2点x50+ハチマキ20=120。
フラエッテ要らないね。はかない。
がんばって改造するよ!

使用デッキ:メタル&ドラゴンズ
地味。パッとしない。見所がない。でも強い。地味に強い。
特殊エネを張れない相手が悶絶する。
非Exでも特殊エネ構築なら何とかなる。
基本エネ構築の非Exが来たらマズイかな?
とりあえず、困った時のメタル&ドラゴンズ。
末永いお付き合いになりそうです。
ガチゴがかわいい。


1日楽しく遊ばせて頂きました。
今後は3人いるオーガナイザーの1人として、何ができるか。
ズンドコのレギュレーションは、来週からXYに移行。
それならカメケルを…

いや、ここは明日のJuryのための新デッキを練習。
実戦の中で閃くタイプの脳筋なのです。

使用デッキ:メタル&ドラゴン
参加者:8名くらい
試合形式:スイスドロー

1戦目:VS 白レック ○6-2
ガルドを見て相手が固まる。基本エネはそんなにはいっていまい。
そこに畳み掛けるようにスチルを出す。
さぁどうする?どうしよう。どっちで攻めればいいんだ。
困った時はガチゴでドーン。勝利。

2戦目:VS ナンスグラードン ○6-4
ナンスだー!マズイ、ラボは抜いたんだ。
と思ったらロボ登場。さくっとフラダリしてエネ展開。
さてどうするか、と思ったら相手がサポ事故。
色の消えた街でダメカン溜めて、最後はドーン。

3戦目:VS Mエルレ ○6-0
「すみません、ギラティナのロックを外して下さい。何でもしますから」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
勝ち。

結果:優勝

運が良かった。
プロモからは飴とへヴィブーツが。
明日交通事故でも起こすのかな。

さて、新しいデッキを組まねば。
このスタジアム、4枚組むことになろうとは…

脳筋の軸足

2015年6月23日 TCG全般
XY環境に飛び出していくのか。
BW環境でカメケルと共に歩むのか。


いきなりBW環境カメケル以外の選択肢が切られていますが。


XY環境に軸足を置いてみようかな、という感じになりました。
BW環境だと、カードプールが多すぎる。
頭の悪い私には難しいのです。そういう環境。
もっとこう、パッと出てバーンとやりたい。

あと、地元のお店がXY環境になるのも大きい。
XYから始めた方々と視線一緒に保ちたいですし。

観戦するのは楽しそうですけどね、BW環境。
身を投じるかといえば、それはまた別のお話。
カメケルは保存してあるので、いつかお邪魔しにいきます。

今週末はズンドコでブラッキー、そしてJury会にお邪魔予定。
えーと、道どこだっけ。
いつからだろうか。
新弾発売日は皆で集まって開封会をするのがお決まりになりました。
レイクタウン越谷のテラスに集まって開封会。
ちょっと暑いけど、これは… 風が気持ちいい。

とりあえずパックを剥くと、MデンリュウExが。

な、なにこれ。かわいい。

デンリュウはちょっと思い入れのあるポケモンです。
「わたあめ」の名前で、本家ゲームでプレゼントされたことがある1匹でして。

よし、組もう。
今日のブラッキーナイトバトルは、コイツで出る。
30分しか組む時間ないけど。


使用デッキ:Mデンリュウ&Mライボルト
参加者:24名くらい
試合形式:スイスドロー


1戦目:VS 白レック ○3-0
自分で言うのも何だが、この構築はちょっとマズかった。
明らかに展開が重い。
メガシンカ2種類を入れるにしては認識が甘かった。
が、結局は弱点なのでターボボルトでバチーン。


2戦目:VS Mバンギラス ×0-6
お互い新デッキでの対決。
が、お互いにスロースタート。何となく拮抗する。
バッドエネルギーの付いたバンギにターボボルトを使うと、
返しのデストロイヤーで 110+60x2+20(ハチマキ)で250点。
これは強いわ…


3戦目:VSMエルレ ○6-5
お相手は強気の攻撃。
ムドウブレードで叩かれるも、後ろにダメカンは乗っていない。
事故寸前でなんとかデンリュウを用意して、スタジアム張替え。
これで相手が1エネを用意できず、タコ殴り。逆転。


4戦目:VSナンスグラードン ×2-6
弱点。が、フラッシュエネが1枚だけはいっていた。よかった。
デンリュウで麻痺攻撃を狙うも、お相手穴抜けで辛くも逃げられてしまう。
これが響いて敗戦。1回でも止められていたら。


結果:県外

問題点ははっきりと分かった。
要は、麻痺させた時に相手を事故らせればいいわけだ。
エリトレか、レッドカードか。
ゲームプランが見えた。デッキは組みなおせるだろう。
エネ加速役は、コイツに任せてみるか…?


なお、ブラッキーは友人が取得。
ジャギドセイバーが強かった。なんていうか、正統派のデッキ。
あれを30分で組めるとか、どういう頭してるんだ…


どうでもいいですが。
ペンキローラーがスプラローラーに見えてしかたありません。
「スプラローラーだっ!」とか言うと楽しそうだ。

次の戦場は…

2015年6月15日 TCG全般
サマーバトル「バンデットリング ヒートアップバトル」

春の公式大会前に行われたものとおよそ一緒でしょうか。
ポイントは3つ。

①タッグバトル
②勝ち抜き戦
③BWレギュレーション

茨城県内ですと、

1:7/11(土) イオンモール水戸内原
2:7/19(土) イトーヨーカドー八千代店


全国に14箇所しか開催されないので、
およそ3都道府県に1箇所しか開催されないわけです。
それが同じ県内で開催されるってのは、かなり幸運だと思うのです。

自分は行くとしたら八千代かなぁ?
参加費とかないし、色んな人に会えるし。
BW以降のレギュレーションなので、バンデッドリングが合わさり
さらに意味不明なパワーを持ったデッキが暴れるのでしょう。

でも、大型大会の後だから気楽に遊びたいな。
悩む時間は決して無駄にならない。

というのは、大学受験で自分が得た教訓の一つです。

堂々巡りをしているようで、何一つ結果が出ていないようで、
でも、自分でも気付かない内に、ロジックの整理は進んでいるのです。
そして、ある時突然ポンとひらめく。


ブラッキーナイトバトルのデッキを考えていたわけです。
とりあえず学習装置は抜こう。そして何を入れようか。
問題点はまだ漠然としている。何を解決すればいいのやら。
そして、突然ヒラメく。
このカードなら。アレともコレとも繋がる。
というか、この無駄に気付いていなかったのが根本原因か。
ネタデッキに確信が生まれた瞬間。



とりあえず、まずはお昼のジムバトルから。


使用デッキ:カメケルラボ(奥の手仕様)
参加者:10名くらい
試合形式:スイスドロー

1戦目:VS 白レック ○6-2
お相手事故気味。早々にケル暴走して勝ち。
奥の手が無かったように見えたので、レギュ先取りなのかも。
結論から言うと、ブラッキーナイトバトルでも同じデッキを
使ってらしたので、XYレギュだったみたいです。

2戦目:VS Mサナ ○6-0
お相手ガン事故。ロコン&シュシュプを2枚抜きして、
早々にケル暴走させて勝利。
最後はMサナが壁になったので、エネを継ぎ足ししてワンパンチ。

3戦目:VS アオギリカメ白レック(友人) ×2-6
お互いにアオギリ成功の立ち上がり。
しかしこちらのエネが遅く、亀を狩られて押し返せず。

階段崩したのでここで終了。

結果:圏外

カメケルラボは思い出と一緒に、大切にしまっておこう。
いつか進化して帰ってくると思うけど。


そして本番。ブラッキーナイトバトル!

参加者は…10名くらい。開始直前ですっごい増えた。
ブラッキーは無理そうかな、と肩の力を抜く。


使用デッキ:鋼ガチゴラス
参加者:10名
試合形式:スイスドロー

1戦目:VS 白レック ○6-5
お昼にも対戦した方。が、今度はこっちがガン事故。
シェイミ止めるか、とラボを張ったら、
ギルガルドがニコタマレックでボコボコにされる。ヒィィィ…
5ターンくらいサポ無し。お相手山札が薄い。ちょっとこれ無理。

が、しかし150点だ。白レックにちょっかいを出して、
ガチゴラスで1匹目を仕留める。
ここを狩るためにスカイフィールドが張られたのでチャンス到来。
ギルガルドを壁にして徹底的に殴り続ける。
最後は相手最後のサーチャーがサイド残り1枚の中に落ちていて、
フラダリされたらオワタ式の所を逃げ切ってゲームセット。
諦めなくてよかった。


2戦目:VS 鋼 ○6-0
相手はスチールエネルギーを張って攻撃してくる。
そういえばそんなカードあったな。
が、おかげさまでギルガルドがバッチリ仕事をしてくれる。
中盤に差し掛かって、初めて相手ドーミラーが。
全く出てくるそぶりがないので、手張りで戦うデッキかと思い始めていた。
が、片っ端からフラダリして進化を許さず。


3戦目:VS 格闘 ○6-5
お互いそこそこの立ち上がり。
が、ドータクンの用意にもたつき、先制を許してしまう。
それでもくらいつき、ペースを掴もうと画策するも、
基本エネルギーで攻撃を許してしまう。
が、エネのめぐりが悪い。ストロングを張れないので困っている様子。
それならとドータクンまで動員してサイドをギリギリまで取得。
最後は暴走ギルガルドでルカリオをワンパンチして勝利。

端々でカメケルが頭に浮かびました。が、違うデッキなんだって。
でも、青天井火力があるデッキは相手のペースを乱せるので強い。


結果:優勝

ブラッキーゲット! 手にはいらないと思っていたので、とても嬉しい。
やったね。

結局、ヒラメキの答えは、過去に見せてもらったシビレックにあった。
あれも、数年使い込まれてすごいデッキだった。
答えはとても身近にあったのだな。


来週からは草が増えるのかな。
基本エネ構築だろうし、鋼で勝つのは難しいかな。
はい、題記のルールエキスパート&イベントオーガナイザー試験ですが…

何とか受かってました。

いやはや良かった。
あと2問程間違えたら不合格でしたが、何も問題は無いな!
スミマセンショウジンシマス。

イベントオーガナイザーは具体的にどういうことができるんだろう?
目下、つくばのファンキー駄菓子屋ズンドコ店にて
ビギナーズの方々がステップアップするためのイベント
…くらいしか考えていません。

それで、脳筋式教育を受けたみらいのチャンピオンズが公式大会に出て、
「勝てたよ!」っていう嬉しそうな報告を聞いて、
その夜、それを肴に梅酒を飲むのが夢です。

具体的なんだか抽象的なんだかよくわからん。
とりあえず梅酒は漬けておこう。そうしよう。

ズンドコの店長さんにも報告したいな。
何かお店の発展の手助けになれないだろうか。

夢が膨らむ夏の夜。
レッツパァリィィィィ! なんていう大統領ではありませんが。
夜のお祭り(意味深)に参加しました。

XY環境ということで、いつものカメケルが使えません。
はてどうしよう。
しかし、前回のビリゲノ登場時の様な悲壮感はなく。
何というか、今のカメケルでは「やり遂げた!」感があって。
逆に、現状に満足してしまったので、このデッキを今すぐ
進化させるのは難しい。
別のデッキに食指を伸ばすべき時かな、と思っています。

あれ、何の話だっけ。

そうそう、デッキのおはなし。

使うデッキは友人に構築をお願いしました。
デッキをゼロから、しかも短時間でくみ上げるのが得意なので依頼。
その中から面白そうかつ自分に合いそうな物を2つピックアップ。
ブラッシュアップするのは自分の役目。
「1つだけ使う」のは自分の領域なのです。


使用デッキ:Mサナ
参加者:6名くらい
試合形式:スイスドロー


1戦目:VS Mサナ&ラグラージ ×0-6
ミラーマッチ。しかしこれは構築力に差が。
こちらジオコンできず、相手はバッチリ。
蛙対策にニンフィア入れてくるくるリボンしたかっただけ、とも言う。
しかし、アオギリラグラージか。
アオギリを使った自分なら、組めるのではないか…?

結果はオーバーロードされました。残念。


2戦目:VS いろいろ格闘 ○6-1
初心者な少年。カードはスリーブに入れてあげようぜ。
ボコボコ殴りつつ、ニンフィアでくるくるリボン!して遊びつつ。
気付いたがこのデッキ、非Exアタッカーを用意できてない。
キュレムが如何に優秀だったか分かるなぁ…

いや、今日のデッキはカメケルじゃないんだって。


ここで階段が崩れ終了。
うーむ、我が弟子ながら… いや、あの子は友人の弟子か。

結果:圏外




さて本番。パーティの時間だ。
って、なんでこんな多いの!?
ブラッキーはそこまで欲しいわけではないので、
1戦1戦を大事にいこう。

使用デッキ:鋼ガチゴラス
参加者:13名
試合形式:スイスドロー

1戦目:VS ビリMライボ ○6-2
バトル場オープン。ビリジオン。ジャッジー。
相手レギュ違反により勝利も、勝負は続行。
HPを注意深く見ないとレギュが分からないって、
まぁ分かるんだkど、もうちょい告知方法がないものか。


2戦目:VS チャーレムルチャ △5-5
お互いちょっと事故気味。
というか、全力でギルガルドを盾にしたので相手がストロングを張れない。
溜まらずコンプで切った瞬間にディアルガ展開。相手悶絶。
途中タスキを張ったチャーレム&ルチャブルに苦しむが、
ドーミラーの「体当たり」でタスキつぶし。
ここで相手は「ヨガキック&瞑想」すればいいのに気付かないプレミ。助かったぜ。
ヨガキックでやられちゃうなぁー! とか誘導してた賜物だと思っておこう。
最後はルチャブル3パンでガルドがやられた返しにルチャブルを倒してタイムアップ。
続行してたら勝てたかな…? しかし展開力高めないと。


3戦目:VS レックライチュウ ○6-0
お相手ガン事故。その間にドータクンが3体並ぶ幸せ。
ガルドが後ろで相手を脅迫することにより、相手ニコタマを展開できず。
最後は9エネギルガルド(220ダメージ)作ってワンパンチ!

だからカメケルじゃないんだってば


結果:2位

優勝はしなかったが、途中のヒラメキ含め上々のプレイング。
というか、まわりで事故多すぎ。これはもっと遅くてもいいのか?
そして、奥の手禁止を先取りした方々のヒリヒリしたプレイング。
そうそう、このリソース管理がまた面白かったんだよね。
キャッチャー枚数を覚えながらプレイしたのが懐かしい。このほうがいいや。

シェイミぐるぐるをあんまりしない人だったので、影響は少なそうだ。
よかったよかった。
色々と重要な情報が出てきているようです。
拡散の意味も兼ねて、簡潔にまとめてみました。


①BWレギュレーション と XYレギュレーション

どうやら、次の秋のバトルフェスタは、BW以降 or XY以降
2つのレギュレーションで行われるようです。

XYから始めたけど、BWのカード持ってない…という方には朗報です。
XYレギュレーションなら、資産差を無くすことができます。


②フラダリの奥の手 が6/20より禁止カードに
そこかよ!? ってのはおいときまして。
トロピカルビーチに次ぐ禁止カードが発生するようです。
バンデッドリングの発売と同じ日です。

データソースはこちら
http://www.pokemon-card.com/info/150601.html

今日はのんびり参戦。
…とか思ってたら遅刻しかけた。
原因は交通事故渋滞。
つくばは運転荒い人が多い。自転車に乗るのが躊躇われる。

ふと会場を見ると、北海道3位の彼が。
結果残してるのに自然体って、なかなか出来る事では…

そろそろXYのデッキ作らないとな。
草強くなるんだろうなぁ。

使用デッキ:カメケルラボ
参加者:8名
試合形式:スイスドロー


1戦目:VS ゲンシカイオーガ ○6-0
お相手が事故で動けず。少し亀もたつくも、
豪華にリソース消費して勝利。

2戦目:VS プラズマルギア ×2-6
ルギアにボコボコにされてサイド残り6-1から。
相手ベンチにルギアもボルトもいないため、
凍てつく街を無視して7エネケルディオでワンパンチ。
返しで倒されなければ、と思ったら、
奥の手→ルギア→アクロママシーンx4 で敗戦。すごいなこれ。
Nを撃ちたかったが、落とす暇がなかった。

3戦目:VS 蛙 ×0-6
ジラーチ立てるもフラダリから処理され敗戦。
かるいしケルディオが居れば… ハイボで呼ぶ順番間違えたか。

結果:県外   まぁこういう日もあるよね。

いよいよもって水は終了しそうな予感。
2エネブーストつきMシンカにグッズロックまでついてくる草はきつすぎる。
というか、あの草の特性はなかなか面白そうだ。

草進化を助けるスタジアムはいいと思う。
進化ポケモンにつらい環境だったし。
でも、グッズロックはダメだと思うんだ…
かるいしケルディオ無い状態で毒とかどうすんの…
そのデッキ構築、プレイセンス、まさに職人技。

千葉1日目の3on3でチームを組んだ友人のデッキ。
1つは、先の記事で紹介したアオギリカメケルスカイレック。
もう1つがこの循環キングドラです。

謳い文句を色々考えたのですが、思いつきませんでした。
レシピをご覧下さい。


【サポート:9枚】
アララギ4
N2
フウロ1
フラダリ1
フラダリの奥の手1

【エネルギー:12枚】
水12

【ポケモン:13枚】
タッツー (XY5)4
シードラ (BW8)1
キングドラ (BW8)3
ジラーチ (XY-P)1
レックウザEX (XY6)1
シェイミEX (XY6)2
ジラーチEX (BW9)1

【グッズ:25枚】
バトルサーチャー4
ハイパーボール4
ふしぎなアメ3
はかせのてがみ3
バトルコンプレッサー4
ダートじてんしゃ4
ポケモンいれかえ1
せいなるはい1
シルバーバングル1

【エーススペック:1枚】
ダウジングマシン1


【使い方】
1.グドラをたてます
2.いつの間にかトラッシュに溜まっていた
 水エネルギーを使ってりゅうのうずをします
3.なぜか相手のポケモンのHPにピッタリあったダメージを
 与えることができるので、それを繰り返します



では不親切なので詳しく。
キングドラのりゅうのうずで戦うデッキです。
(自分のトラッシュの水エネ+雷エネの総枚数×20ダメージ。
 その後、見せたエネルギーを山札に戻す。)

りゅうのうずの威力を上げるためにはエネルギーをトラッシュする必要があるので、
そのための手段をあれこれと入れた構成になっています。
一度りゅうのうずをするとエネルギーは全て山札に戻ってしまうので、
再びありとあらゆる手段を用いて積極的にどんどん捨てていきましょう!

レックウザEXとジラーチは自由枠です。
スイクンやフリージオps、ガマゲロゲEX、カイリューEXなどが選択肢でしたが、
最終的にゲロゲを意識してこうなりました。
安定させるならグドラとアメの枚数を4枚にすればだいぶ変わると思います。
ダートじてんしゃ辺りが減らす候補でしょうか。


【使用者雑感】
なお、このデッキについて、作成者(とっつぃさん)から以下のコメントを頂いております。
難しいけどその分他のデッキを使った時に回しやすく思えるから、
強制ギプス的なものだと思ってもらえれば
…なんで強制ギプスつけて大会挑んでんだ


実際、このデッキは扱いがとても難しいです。
レシピを見ても、
「いや、これは回らないだろ…」
と思う方が大半だと思います。

ですが。
このデッキ、毎ターン180ダメージを出してきます。

大事なことなのでもう1度。
毎ターン180ダメージを出してきます。

実際、このデッキのあまりに意味不明な火力に圧倒され、
感動の中に沈んでいったプレイヤーを数多く目にしてきました。
(バトルフェスタ2014@池袋にて、3on3の参加者5人全員に拍手を受けた実績有り)

また、このデッキには「ありとあらゆる手段でエネを捨てる」とありますが、
本当に手段を選ばないので注意が必要です。
過去、このデッキにはカイリューExが入っていました。
出す→乱入→エネを捨てて逃げる そのためだけに…

ちなみにこの方、XYリリース時のゲームショウにて
ミステリーバトルのクライマックス進出者でもあります。
デッキの地力は折り紙付きなのです。
アオギリカメケルスカイレックです。

大事な事なのでもう一度いいます。

アオギリカメケルスカイレックです。

アオギリカメケルとスカイレックが混ざって融合しました。
というか、自分のカメケルラボを参考に、友人(くまじん)が組みました。
混ざった結果、不思議な粘り強さを持つデッキに。
混ぜるな危険。


【サポート:11枚】
アオギリの切り札3 プラターヌ2 N2
フラダリ2 フラダリの奥の手1 アクロマ1

【エネルギー:9枚】
水9

【ポケモン:15枚】
レックウザEx(XY6)3
MレックウザEx(XY6)2
シェイミEx(XY6)4
プラズマ団のキュレム(BW8)2
ケルディオEx(BW6)1
ジラーチEx(BW9)1
カメックス(BW6)2

【グッズ:22枚】
レックウザソウルリンク3
ハイパーボール4
スーパーエネルギー回収4
トレーナーズポスト4
バトルコンプレッサー3
バトルサーチャー3
かるいし1

【スタジアム:2枚】
スカイフィールド2

【エーススペック:1枚】
パソコン通信1


【使い方】
1.ポケモンをできるだけトラッシュせずにアオギリを使ってカメを出す
2.シェイミEXで場を展開する。
3.Mレックを立てて、3エネ貼って殴る。
4.相手は死ぬ。

【相手の反応】
1.「白レックとシェイミ。スカイレックだな!」
2.「カメックス?アオギリの切り札?」
3.「えっ、なにこのデッキ…」
4.「お前は次に 『う、美しい…』 と言うッ!」
5.「う、美しい… ハッ!?」

【使用者雑感】
カメケルラボのアオギリパーツはそのまま、その他の部分にスカイレック要素が。
大火力を出す役目が ケルディオEx→MレックウザEx に変化したため、
総エネルギー枚数が減少。その結果、一見不可能と見えた構築が可能となりました。

アオギリパーツが一緒、と書きましたが、使い方は全く異なります。
カメケルラボは、手札がアオギリ確定した時点で全てのハンドを消費しますが、
このデッキはシェイミを無駄にするとポケモンが不足します。
そのため、シェイミは場に出しつつ、アオギリも確定させる動きが必要に。
原案者と作成者が2人合わせて考えても、最適解がすぐには出ませんでした。

蛙に強いのでは?と思っています。
レック3エネで180が出せるため、先2又は後1で蛙を倒しやすいのです。
安定して倒せるかどうかは、また別の話ですが。
思えば、レックウザメガバトルの後からずっと足を運んでいなかった。
会場でお会いした方とこんにちは。イベントどうでした?
お祭りを楽しめたなら幸いです。

さぁ、今日はカメケルでのんびり楽しもう。


使用デッキ:カメケルラボ
参加者:14名くらい
試合形式:スイスドロー

1戦目:VS Mエルレ&ナンスシンボラー ○6-2
のんびり終了のお知らせ。
とりあえず亀は立つが、ラボに手が届かない。
しかたないのでフラダリでナンスをどかしてエネを展開。
とばっちりを受けたエルレを倒しつつサイドを稼ぐ。
Mエルレのムドウブレードと一度だけ許すが、
返しに9エネ暴走ケルでワンパンチ。お相手苦笑。そらそうなるわ。
亀がフラダリされてナンスに拉致されるも、軽石に届いてゲームセット。


2戦目:VSガブチル ○4-2
アオギリは順当に成功。
お相手はチルがいつまでたっても出てこない。
こちらはガバイトが立つそばからもぐら叩き。
チルが揃わないのでケルが返しで倒されない状況となり、
1体でかたっぱしから殴り倒していく状態。
最後はフカマルが全滅してゲームセット。


3戦目:VSオーロット(友人) ○6-0
相手先1でミツルオーロット&シェイミセットアップ。
絶望するも、相手その後サポが続かず。
運よくフラダリを引けたので、グッズロック解除からアオギリ狙うも、
ハイボを引いてしまい成功せず。
しかたないので手張りケルで攻撃すると、相手が事故を脱出できず、決着。


4戦目;VSバットナンスM2ゲロゲ ○6-5
本日のベストバウト。
こちらは順当にアオギリ成功するも、相手はバットを絡めて攻撃してくる。
バットのHPが130。キュレムでは届かないのでケルに4エネを溜めるが、
そこをM2がバット&Xボールで倒してくる。
攻撃の的を絞りきれず、なかなかつらい展開。
ゲロゲが出てきたので無理矢理引っ張り出してワンパンチ当てるが、
ここはAZでいなされてしまう。
残り山札が少なくなり奥の手を使いたくなってくるが、
残ったサーチャーはN&フラダリに投入。
最後は一撃当たれば終わりという所で、ギリギリフラダリに到達。
残ったバットに攻撃を当ててゲームセット。
ゲロゲでパンチされてたら山切れで負けかねなかった。危ない。


結果:1位

プロモからはへヴィブーツが。
これ、何に使うんだろ。水の神殿でフックショットを探そうか。


その後はフリー戦を。

自分の公開したレシピを元に作ってみた!というデッキと対戦。
相手初ターンにアオギリ成功されてビビる。
それはそれはもう、普通にビビる。
えっ、なにそれ。練習したの?
自分のDNを何度も読み返した、とのこと。
そうか。そうなのか…

本人には全く自覚がないようですけども。
ちょっと前まで、ハイパーボール1枚使うのにも迷っていたのに。
何度も、なんて一言で済ませてしまうのか。
迷いなくコンプレッサーで落とすカードを選ぶ様は、まるで別人でしたよ。

本気で挑んでも勝てなくなる日は、そう遠くないのかもしれない。
ではなく。
ブラッキーナイトバトルが始まります。
6月から。

「アフター5 はじまる 夜のバトル」と銘打たれていますが、
簡単な話、XY環境で戦ろうぜ!ってことです。
参加賞&優勝商品があります。なかなかコレクター魂をゆさぶられます。

XY環境です。
亀とかケルとか毒催眠とかレベルボールとか無いです。
あらら、デッキどうしよう。

その一方で、XYから始めた人には朗報です。
カード資産の差が埋まるわけです。
これはやるしか!?

加えて、XY版マスターズ デッキビルドの発売も公表されたようです。
これはBW版でも発売されたものですが、
特にExの収録カードが優秀であり、多くのプレイヤー御用達となった商品です。
今回もかなりお買い得になるのでは?との期待が。

しかし、逆に言えばこれは、そろそろBWがレギュ落ちしますよって事でしょう。
今年の世界大会までは現行レギュレーションでしょうけども。
懐かしいあんなカードやこんなカードが使えないのは寂しい一方、
どこかで区切らないと、古参プレイヤーの優位性が拡大し続けてしまうのだよな、とも。


ところで、明日のズンドコには、友人を誘って3人で参加します。
職人技の光る、あの人がやってきます。今度はデッキを忘れずに。
【サポート:11枚】
アオギリの切り札3 アララギ3 N1
フラダリ2 フラダリの奥の手1 アクロマ1

【エネルギー:12枚】
水12

【ポケモン:11枚】
ケルディオEx3
psキュレム3
ジラーチ(プロモ)1
ジラーチEx1
シェイミEx1
カメックス(爆流)2

【グッズ:23枚】
バトルサーチャー4
ハイパーボール4
スーパーエネルギー回収4
バトルコンプレッサー3
トレーナーズポスト4
博士の手紙1
軽石2
改造ハンマー1

【スタジアム:2枚】
サイレントラボ2

【エーススペック:1枚】
パソコン通信1



前回からの変更点
out
N(2→1)
フリーザー(Δプラス)(1→0)
穴抜けの紐(1→0)
ツールスクラッパー(1→0)

in
アクロマ(0→1)
ジラーチ(プロモ)(0→1)
かるいし(1→2)
サイレントラボ(1→2)


【N】
アクロマを入れたかったので減投。
1枚でも逆転はできるのが1つ。
サイレントラボを増やしたので、返しやすかろう、というのがもう1つ。

【アクロマ】
スカイフィールド採用デッキは予想以上に多かった。
安定の大量ドローでスーエネ回収。
Mレックともマトモに戦えるドロー枚数にびっくり。

【フリーザー(Δプラス)】
ジムバトルで3裏をやらかした事案を受け、懲戒免職。

【穴抜けのひも】
ソーナンス対策、と思っていたが、
そもそもソーナンスは2体立てるのが普通だし。
サイレントラボ増量に伴い、消滅。

【ツールスクラッパー】
とうとう道具破壊系統が0枚に。
ダストどうすんだよ!? って言われるが、
じゃあ1枚刺しとけば何とかなるのかよ!?
答え:ならない。
ミツルを使われなければ初ターン亀で何とかできる。
ミツル使うならオーロットだろうし、というのも理由の1つ。

【ジラーチ(プロモ)】
お値段は張ったけども、それ以上の活躍を見せてくれたニューフェイス。
本来は蛙のブルブル対策だけども、本戦ではゲンシグラードンに時間稼ぎ。
ギリギリの一線で持ちこたえてくれました。

【かるいし】
蛙のヘッドノイザー対策になれば、と増投。
自分で張ったラボ下で亀を呼ばれないようにする道具でもある。
割と粗末には扱えない、2枚投入。

【サイレントラボ】
相手も苦しい。自分も苦しい。
相手に「なんで張ったの?」って言われるのだけども、
これがないとソーナンスが出た瞬間に詰む。
Mレックにも相性バッチリ。
実績の蓄積により、増投となりました。
はい。

いよいよもって恥ずかしくなってきたので、後は普通に書きます。

思った以上に恥ずかしいのです。
自分の心境を文章にするのって。


・3on3
・使用デッキ:どこまでもカメケルラボ
・チームメンバー:①ガブチル
         ②りゅうのうず(キングドラ)

1戦目:VSエルレゲンガー ○6-2
ちょっと亀がもたつく立ち上がり。
相手手張りエルレの170点でケルディオがやられるも、
返しでエネルギーの暴力に晒して勝利。

チームは2勝1敗で勝利。やったぜ。


2戦目:VSMライボレック ×4-6
序盤はキュレムで刻み、後半はケルディオで一撃。いつもの試合運び。
相手はMライボでエネを溜め、後半はレックで一撃。ベタ足インファイト。
結果は、最後にNが刺さり、サーチャーを引けず敗北。ごめんよ…
ケルと軽石は消費しておけばよかった。

チームは1勝2敗で敗退。キングドラが蛙に白星。何があったのんだ…?


今日は4人で遊びにきていたので、チームメンバーチェンジ。
自分がノックアウトバトルへ。

1戦目:VS格闘チーム ×5-6
アオギリ事故で亀が立たず。
いつもはおいしく頂くランドにボコボコにされ巻き返せず。

2戦目:Mリザ&M竜レック ○6-0
明らかにビギナーのお父さん。
ごめんなさいしながらスピアして、ノックアウト。
カード資産が足りないんですよね、っていう背中がさびしげ。
ゴメンナサイ…!

こういう人にも楽しめる場を提供してほしい。

…って、イベントオーガナイザー試験で要望を出してみたりしてました。


3戦目:アオギリゲロゲ古キュレムハンテール ×4-6
であってしまったアオギリ団。
うわーめずらしー!なんていってたら手紙で1枚多く取りすぎて爆発四散。
何故か130点を連打して自陣ベンチをボコボコにする蛙と、
HPが130なので美しく散っていくキュレム達。なにこれ。
爆笑しながらやってたら山切れ&こごえる世界で取りきられ敗戦。

スーエネ回収無しでアオギリって、よく立てられるな…


4戦目:VSMライボランド ○2-0
ライボルト。かけぬける。かけぬける。
その間に2パンしてゲームセット。あらら。
デッキを見せてもらったら、ターゲットホイッスルやらこうかくレンズやら。
ラティオス以外のデッキに入ってるの初めてみた。


5戦目:VSジラーチドラミドロ ×5-6
毒催眠。眠り。起きない。いや、次のターンは大丈夫だし。(震え声)
ダウジング、毒催眠。眠り。起きない。ケルディオー!?
敗戦。ここまで笑ったのも久しぶり。


清清しいくらいに負けてる。
すごい。
気が抜けすぎである。

友人達の3on3は、キングドラが大爆発して3連勝したそうな。
後2から毎ターン180を撃つって、何がどうなってんだ…



さらに番外編。
なんと、地元カードショップの子達も参加してくれていたようで。
聞けば普通に勝ってるとのこと。

えっ、負けて涙目になってるんじゃなかったの?
いや、まぁ、そりゃ、デッキは組んであげたけど。

予想よりも早くなりそうな巣立ちに、ちょっと驚くのでした。
これは次に会うのが楽しみだ。



てなわけでして。

自分のレックウザメガバトルはこれにて終了です。

大満足の結果です。
蛙とかいうポケモンが跋扈しているのを除けば、
デッキの種類が多すぎる、混沌とした環境で、面白いのです。


そして。
今後もポケモンカードを楽しめそうだな、と再認識できたことが。
何よりも嬉しいのです。

試験の結果は6月中ほどとのこと。
新しい付き合い方はできるのだろうか。
受かってるといいな。

まぁ、なるようになるでしょう。
実は、自分は2ndステージで勝ったことがありません。
ストレートに1stステージを抜けたことも、2回くらいしかありません。
XYリリース時のミステリーバトルと、直近の池袋のメガバトル。
どちらも2ndステージの初戦でほぼサポ事故。
勝負らしいことをした記憶はありません。

その舞台に、また足を踏み入れることを許された。

独特の張り詰めた空気。
皆の真剣な眼差し。

でも自分は、不思議と、とても穏やかな気持ちでした。

勝つぞ!って意気込むわけでもなく。
サポ事故したら…って、不安になるわけでもなく。

今から思い返してみれば、ですが。
あの時の自分は、純粋にポケモンカードを楽しめていたんだな、と思っています。

集大成ともいえるデッキを、ここにいる猛者に見てもらえる。
普段であれば、対戦する機会なんてないような方々ばかりのはず。
(南越谷であ行さんと対戦できたのも、本当に嬉しかったのです)


目標②「これぞ脳筋」という勝ち方をして、相手の記憶にカメケルを刻み付けること。


残る目標は、これ。
高い壁に、亀の足跡を刻みつけてやろう。


【レックウザメガバトル 2stステージ】
【使用デッキ:カメケルラボ(差し替え無し)】


対戦相手は、ノリが軽そうな、自分より少し若い男性。
「マッチアップが良くて勝ちあがれたんですよー」なんて聞きながら一緒にお手洗いへ。
今の環境だと会う人会う人、皆違うデッキを持っているので、
この人はどんな対戦をしてきたのかな、なんて考えていました。

ちなみに、席を立つ際はデッキをポケセンのショッパーに包むように指示されました。
不正防止なんでしょうね。いいことだ。


【1戦目:VSソーナンスグラードン&ドンファンレジロック】
後攻。レジロックとソーナンスが見えて、デッキの内容をおよそ察する。
ランドメイカー目的でレジロックが入っているのは初めてみた。
よほどスタジアムを過労死させるデッキと見える。

ソーナンスにカメックスの特性が止められてしまうが、サイレントラボがあれば大丈夫。
序盤にアオギリを決めれば、まず問題はないだろう。


手札:スーパーエネルギー回収x3 アララギ博士 カメックス 水エネルギー
   フラダリの奥の手


フリーズ。
な、何この手札…



ゲンシグラードンを相手にする場合、カメケルの戦い方は1つです。
暴走ケルディオを立ててゲンシグラードンを一撃必殺すること。
長い時間をかけてグラードンを育てるデッキなわけですから、
そのコンセプトを破壊するケルディオの青天井火力は、面白いくらいに有効です。

そのためには、エネルギーが大量に必要。
序盤キュレムでちくちくして、返しで倒されて落としたエネルギー。
最後にゴッソリ回収して、一撃必殺。そう難しいことではありません。

そのためのスーエネ回収がいきなり3落ちです。酷すぎる。
それでも、手札を回さないとどうしようもないので捨てます。
泣く泣く捨てます。

まぁ、次でアオギリ成功すれば…


手札:バトルサーチャーx3 キュレム ジラーチ 水エネルギーx2


流石に頬が引きつります。
なにこれ… 


スーエネ回収は、フラダリの奥の手で山札に戻さないと勝てない、と読みました。
しかし、フラダリの奥の手は初手でトラッシュへ。
つまり、サーチャーを1枚、必ずフラダリの奥の手として使わないといけません。
それが4枚中3枚、手札にきてしまったわけです。
トラッシュにはアララギとフラダリの奥の手のみ。
今奥の手を使うとカメックスが山札に戻ってしまう。
そんな事をすれば、そもそも最初のアオギリが決まらない可能性が増えてしまう。
もっと言うと、さっさと手札をリフレッシュしないとアオギリが成功しない。
相手のベンチではグラードンがすくすくと成長しつつある。
バトル場にはドヤ顔でソーナンスが。泣きたい。

苦渋の決断。ポケモンを展開しつつ、アララギでサーチャーを3枚捨てました。

勝ち筋は、恐ろしく細い。
というのも、
アオギリの切り札を使う際、手札にバトルサーチャーがあってはいけないから。

アオギリの切り札は、手札にきたカードを全て捨てることで発動するカード。
メンテナンスなんて刺してないので、アオギリ前にサーチャーが手札に来てしまったら
そこでジ・エンドです。
奥の手を撃てなくなります。

しかし、さらに引いたハンドでもアオギリは絶望的。
そしてついに、グラードンの猛攻が始まってしまう。
200超のダメージを受けてキュレムが吹き飛ぶ。
こちらに攻撃できるポケモンは育っていない。
もはやこれまで…


あ、そういえば。


ジラーチ、入れてたんだった。
厳しいスケジュールの中、友人が調達してくれた、プロモのジラーチ。
びっくりするようなお値段がついてましたが。
無色1エネで相手の特殊エネルギーを破壊し、ダメージ&効果を無効化できる。

幸い、相手のゲンシグラードンにはストロングエネルギーがしこたまついている。
やるしかあるまい!

怒涛のスターダストラッシュ。
何事かと思うくらい特殊エネを破壊し尽しました。
ストロングエネも全て消し飛ばし、何故か貼られたニコタマまで割ってしまう始末。
たぶん、本来はドンファン用なんでしょう。
血も涙もあったもんじゃねぇ。

このあたりで段々と冷静な思考が戻ってきます。
普通に考えれば、グラードンを後ろに下げれば良いだけのこと。
しかし相手デッキは、準備が完了するまではグラードンを後ろにずーっと控えさせておいて、
最後にどーん!して勝つタイプのデッキ。
1度前に出したグラードンを後ろに下げるというのは、そもそも想定されていないのでしょう。
結果、「ポケモン入れ替え」が少なく、バトル場で立ち往生し、特殊エネを割られ放題に。
逃げエネも重たいため、迂闊に下げられない。

なんだ、落ち着いて考えれば、まだまだ時間はあるじゃないか。
簡単な思考なのに、ハンドの酷さで曇ってしまい、気付けていなかっただけ。

ニューフェイスのおかげで稼げた、貴重な時間。
ドロー枚数を微妙に少なくしたりして、何とか無事にアオギリ成功。
さらにそこから奥の手にも成功。
サイド枚数残り6-3と大きく離されてしまうも、希望の光がしっかりと見えるまでに前進。

が、ここで相手が「ポケモン入れ替え」に到達します。
バトル場には代わってソーナンスが。こちらの爆流が、再度封じられます。
ジラーチを倒されては困るので、こちらはエネ無しキュレムに交代。
これは困った。相手にフラダリを引かれたら、いつでも攻撃できるように…
できるように…

ならない。

どうやら、相手の軽石が尽きた様子。
ソーナンスを逃がせないらしい。
既に、ソーナンスが倒れるまでにフラダリ握るか、みたいな動きになっている。

ほう、そうかそうか。

キュレムというのは素晴らしいアタッカーでして。
3エネ120点という右ストレートの他に、
フロストスピアという、トリックパンチもあってですね。
実にこう、痒い所に手が届くんですね。

相手が動けないのをいいことに、フロストスピアの連打連打連打。
ゲンシグラードンをブスリ♂すること3回。
硬い♂お守りが付いていたので、ダメカンを3個乗せることに成功。
残りHPは210。

その間に、相手はダイゴを使ってフラダリを持ってくる。
が、それは許さない。
サーチャーからNで再びハンドをリフレッシュ。
またもやダイゴ。ダメ。もう一度N。

そんな事をしている内に、フロストスピアでソーナンスがダウン。
残りサイドを5-3とし、相手がグラードンを前に出します。

その間に、ベンチのケルディオに溜めたエネが4枚。
グラードンを一撃で倒すのに、あと5枚。
でも大丈夫。手札にはスーエネ回収がある。
さぁ、キュレムを倒せ。
落ちたエネルギーを回収して焼け野原にしてくれる。


次の瞬間、相手が大きくガッツポーズをしました。

トップドローしたカードをそのまま場に。
「フラダリ」

4エネをつけたケルディオが場に引きずり出されます。
さらに、手札からファイティングスタジアムが。
ガイアボルケーノでケルディオが倒されます。
残りサイドは5-1。

場に残ったアタッカーは、2エネが残ったキュレム。
あとは、軽石が付いただけのケルディオExのみ。
既に基本エネルギーが4枚付いているため、ジラーチも意味がない。


明らかに興奮した様子でターンエンドを宣言する相手。
もはや、勝利を確信しているのでしょう。

今更騒いだ所で何も変わりません。
相手のトップドローが強かった。それだけのこと。

こちらもデッキを1枚ドロー。
引いたカードは…

「…まだ、勝負は終わっていませんよ」

えっ、という感じでこちらを見る相手の方。
手にしたカードを、そのまま場へ。
引いたカードは2枚目のスーパーエネルギー回収

手札は7枚。いける。
1枚目のスーパーエネルギー回収。エネルギーは全てケルディオに。1、2、3、4。
2枚目のスーパーエネルギー回収。これもケルディオに。5、6、7、8。
トラッシュのエネは覚えている。これで全部キッチリ回収。

ここで初めて、相手が状況を理解したようでした。
慌てて指を折り、計算を始め、しかし、まだ1枚足りない事に気付く。
8枚では、210点。しかし、硬いお守りがあるから、もう1枚足りない。

デッキの水エネルギーは、全部で12枚。
内、8枚がケルディオに。2枚がキュレムに。残りは2枚。
しかし、1枚はサイドに落ちていました。

デッキの残り枚数は、途中で奥の手を使ったこともあり、およそ20枚程。
欲しいカードはたった1枚。

最後の手札はバトルサーチャー。
普通であれば、アララギ博士を選ぶべきだったでしょう。
しかし、ノータイムでNを選びました。

強運でありたいと思うのであれば。
己が強運を疑うな。
たかが1枚、引けばいいだけのこと。
もっと欲張れ。ついでに相手の手札も縛ってやれ。

リフレッシュして、5枚のハンド。
めくった瞬間にきらりと光を反射したのが見える。
水エネルギー。

9エネ230点の神秘の剣でゲンシグラードンを落とす。
焼け野原を前に、呆然とする相手がぽつり。
「何これ…」

ぐっと拳に力を込める。
脳筋の勝負、決着。

 【カメケルラボ ○ 4-5 ×(投了) ソーナンスグラードン&ドンファンレジロック】




首に1勝札を下げて、意気揚々と待機列へ足を運ぶ。
嬉しくないわけがない。こんな勝ち方。逆転劇。
ふわふわしてたら、間違えて0勝列に並んでました。
あれ、ここじゃない?サーセン。


次の相手は、てぃあさんという方でした。
自分もお気に入りで以前に使っていた、東北スリーブをさくさくとシャッフルしていく。
聞けば、東北からの遠征だとのこと。
すごく丁寧な印象の方。楽しめそう。

えーと、先に謝っておきます。
有名な方だって、全く存じ上げていませんでした。
ゴメンナサイ。


【2戦目:VSアギロットシェイミ】

マリガン。水エネルギーが見えた。
マリガン。アオギリが見えた。
マリガン。改造ハンマーも見えた。
マリガン。見られてないカードあったっけ。

後攻。相手の場にボクレー。

ふぅ、と息を吐いて手札をテーブルに置きました。
悔しさはありませんでした。ここまで来れただけでも出来すぎなくらい。

デッキは十分がんばってくれた。
「もう疲れたよ」って事でしょ。
それくらい分かるよ。お疲れ様。

それでも、敬意をもって相手に当たりたかったので。
終始、笑顔を意識しました。

今思っても不思議なのですが。
あんなに蛙とかゴチルゼルとかのロックが嫌いだった自分が。
心の底から、自然な笑顔でプレイできていたように思います。
本当に、後悔なんてなかった。

相手は当然のように回ってミツル使用。オーロットでグッズロック。
ターンを渡される。サポは無い。エネを張ってエンド。
次の相手のターン、Nを使われる。
ポケモン引けるかな。
せめて、1秒でも長くこの雰囲気を楽しみたいから。
ケルディオに手張りしたら、何かの拍子にロックが外れないかな。


あの時の手札は、今でも鮮明に覚えています。

フラダリの奥の手
博士の手紙
ハイパーボール
スーパーエネルギー回収
サイレントラボ
ジラーチEx

いつもの手札。
博士の手紙で水エネを持ってきて、ハイパーボールでトラッシュ。
カメックスを持ってきて、それをスーパーエネルギー回収でトラッシュ。
ジラーチで、アオギリの切り札。カメックスが立つ。
何十回と、練習した手札。
でも、今はグッズを使えない。

不思議な感覚。
何だろう、「違うよ」って言われてるような。

ターンを渡される。
引いたカードは「アオギリの切り札」。

サポートが1枚多くなった。
たくさんあっても仕方がないから、捨てちゃおうか。


違う、そうじゃない。


このデッキには、1つだけ、先1オーロットを掻い潜る方法がある。
そんなの考えたこともなかった。
でも、デッキが勝手に答えを持ってきた。
これを使え、と。

ジラーチで「フラダリ」を持ってくる。
フラダリで相手のシェイミを前に。
グッズロックが解除された。
手紙を使って、ハイパーボールを使って、スーパーエネルギー回収。

手札は1枚。アオギリの切り札のみ。

自分が緊張しているのが分かる。
本当に、出来てしまうのだろうか。
相手が、まさか っていう顔でこっちを見てる。
自分も、同じ。

いや、でも、相手にNを使われたらどうしようもない。
と思っていたら、アクロマを使われた。
トラッシュにはNがあったから、サーチャーが無かったらしい。

再び、ターンを渡される。
引いたカードは… 水エネルギー。

相手が「ええっ!?」と驚く。
自分も驚く。
正直、どうしていいか分からなかった。

あぁ、違うってそういうことか。

「お疲れ様」じゃなくて。
「まだまだ戦りたい」って。

仰せとあらば。
もう一度背筋を伸ばして、相手に向き直って。
「改めて、よろしくお願いします」

ちょっと鼻声になってたけど。


勝負は、どちらに転ぶか分からない接線。
でも、完敗でした。詰められ方が半端なかった。
強かった。
ドロンでケルディオが2回倒されて。
でも、最後まで全力で食らい付いてやりました。
「理想の展開をしたたのに、負けが頭をよぎった」って言ってくれて。

今思い出しても、最高の勝負でした。

【カメケルラボ × 5-6 ○ アギロットシェイミ】


今までは雲の上だった、クライマックスステージ。
そこにもう少しで手が届くかな、なんて所まで到達して。
あぁ、なんだ。なんていうか、みんな人間なんだな、なんて。
そんな謙遜することもなかったんだな、なんて、思ったりしました。



そういえば。

最後に対戦した方、千葉2日目3位の方でした。
そんな方と対戦できたとは。いやはや。
起床。

AM4:00。


昨日とはうって変わり、初卓を狙う立ち回り。
友人の運転で会場に到着。
腹痛メガバトルで0回戦をギリギリ突破し、待機列に並ぶ。
ありがとう友人。自分1人だとこれ突破できない。迷子になるから。

今日の服装は「オルカラボTシャツ」。
大海原を力強く進む、大きなシャチの背びれをあしらったもの。
絵柄がとても好きで、ここぞという時に使おうと思っていた一張羅。
デッキにカイオーガは入っていなかったんですけどね。
(ちなみに非売品です)

遅れてやってくる友人達を待ちながら、待機列のまわりとふらふら、歩いてみる。
お久しぶりな方も、昨日ぶりな方も、色々な方とご挨拶。
徐々にアタマにもエンジンがかかり始める。
また今年も、皆と同じ舞台に立つんだ、と。
この舞台に、自分の好きなデッキで臨めることに幸せを感じざるを得ない。


何となく、昨日の悪い流れは断ち切れているような気がしました。
一刻も早く猛者と戦いたい気持ちと、自分のカメケルが通用するのかという不安。
いろんな感情が入り混じって、まだ開場前なのに泣きそう。

初めて参加した大型大会では、相手のトルネロスExにゼニガメをワンキルされたんだっけ。
始発の電車で眠い中並んだのに、3分くらいで待機列に逆戻りして、天井を仰いだ。
あれから、およそ丸3年間。ずっと使い込んできた経験値なら誰にも負けない。
最後に運命を共に出来るなら本望。見せてやろう、自分達の足跡。
そう自分に言い聞かせて、対戦卓にゆっくりと足を運びました。


【レックウザメガバトル 1stステージ】
【使用デッキ:カメケルラボ(前日と変化無し)】


いつも初卓は待ち時間が長い。
なので、対戦相手の方と色々お話をしようと決めていました。
これは特に情報戦を仕掛けるとかではなくて、純粋に楽しむため。
それまで全くの他人だった2人が、何の因果かホンキの勝負に臨む。
その出会いを「ただの1試合」にはしたくない、ってだけです。

対戦相手の方は、お父さんプレイヤーといった方。自分より年上かな。
お互いに、理想とするゲームとは何か、について語り合う。

「カードゲームは、お互いが全力を出し合うからこそ面白い。
 ガマゲロゲはグッズロックで一方通行のゲームを強いる。だから面白くない」

全くの同感。
勝った方だけでなく、負けた方も満足できるゲーム。それがゲームの究極形だと思う。
ギリギリの所でNを刺して、トップドローに賭ける勝負も、
技巧の限りを尽くして相手の裏をかく知能戦も、
面白さの根っこは、相手に感服するという点で同じじゃなかろうか。

対戦前にガマゲロゲは使いません、と宣言してくれた相手の方。
もしやオーロットじゃなかろうかと疑った私は間違いなく心が汚れています。


ちなみに、自分の後ろではポケモンゲットTVの方が対戦してました。
カメラがこっちを向いていたので、背中がバッチリ写っていると思われます。

会場のちびっこにすっごい応援されてたけど。
対戦相手にしてみれば公開処刑なんじゃなかろうか。かわいそうに。


【1週目1戦目:VS白レックライチュウ】

バトル場オープン。白レック!いきなりの大物登場です。
こちらは… ハイボ、スーエネ回収、アオギリの切り札、バトルコンプレッサー。
全て揃ってパーフェクトハンド。アオギリ確定です。
が、それでも念には念を押して、指差呼称までして、慎重にハンドを減らしていく。
コンプレッサーで亀と水エネルギーと落とす。その水エネルギーを、スーエネ回収で2枚捨てつつ回収。
最後にハイパーボールを使って…


手札:アオギリの切り札 アララギ博士 ハイパーボール


……ん?
目をこする。見間違いだろうか。


手札:アオギリの切り札 アララギ博士 ハイパーボール


何度見ても3枚しかない。
冷や汗が頬を伝う。落ち着け俺。何があった?
ハイパーボールで切るはずの4枚目は、どこにいった?
そもそも水エネルギーが1枚、回収されて残っているはずなんだが…

そうです。
水エネルギー、貼ってしまいました。

初歩的すぎるミス。地面がぐわわーって歪む感覚。
だめだ、ここで冷静さを欠いてはいけない。こんな終わり方なんて嫌だ。
よく考えれば、まだ手はある。ハイパーボールで手札を全て切って、ジラーチを呼べばいい。

ハイパーボールを使って手札を全て切る。
おそらくここで、相手は異変に気付いたはず。表情が緩むのが分かった。
でもまだ大丈夫。ジラーチは…サイド落ちしてない!よかった!

「ジラーチExを呼んで、星の導きを使います」

む、と少し引き締まる相手の表情。この程度、山札を1枚多く圧縮したと思えばいい。
これでアオギリの切り札を…


無い。


何度見ても無い。アオギリの切り札。
そんなバカな。デッキにはちゃんと3枚入れた。
デッキの全てのカードを3回確認した。でも、やっぱり無い。
くっついたりもしてない。
1枚はさっき捨てた。ってことは、残りの2枚はサイドに落ちてる。

流石に無表情を通すことはできませんでした。
というより、通す意味がありません。異変は既に明らかです。
何が起こったか、相手にも十分に伝わってしまったでしょう。

何をするべきか。
トラッシュにはアララギ博士がある。
フラダリも、最初に捨てたからある。
ここはNを持ってこよう。
おそらく、序盤はボコボコにされるに違いない。
だから、逆転の手筋を手繰ろう。

涙で視界が歪みました。
俺の3年間、何だったんだろう。
こんなんだったら、サポ事故の方がまだマシだった。

手札には改造ハンマーがきました。
そういえば、レック対策に、と思って採用したんだった。
でも、この状況では焼け石に水かな…

相手にターンを渡しました。
当然、ハイパーボールでニコタマを捨てて、シェイミでガンガン展開されます。
やる事が無いので、ぼーっと眺めるしかありません。
あ、ピカチュウも出てきた。非Exで攻めても辛そうだな…


「ニコタマを捨てて」?

いやいやおかしい。レックウザもライチュウも、ニコタマを使うアタッカー。
当然4積みだろうし、今の環境、壊されることも警戒して大事に使うはず。
それをハイパーボールで切ったぞ今?

相手の手札からまたハイパーボール。そして2枚目のニコタマが捨てられる。
視界に一気に色が戻りました。
思い出せ。友人に白レックを使わせてもらった時の事を。
ハイパーボールてニコタマを捨てざるをえない時って、どういう手札だ。
思いつく答えは1つだけ。
手札にニコタマが3、又は4枚揃ってしまったのではないか。

相手はMレックウザを立て、ニコタマ&メガターボで攻撃してきました。
倒れるキュレム。盤面は圧倒的不利。
でも、実際は相手も苦しいに違いない。
まだまだ、諦めるには早い。

改造ハンマーでニコタマを破壊。
今のハンドではアオギリできないため、Nを選択。
もしかしたら手札に残っているかもしれない、最後のニコタマの可能性を消す。
メガターボから動かれたら、それはもう、どうしようもない。
今はできないことより、残された可能性を見る。

手札は… ポストが1枚。正直厳しい。
アララギがあって、サーチャーが無い。
切り札を使うには、パソコン通信を引くしかない。
でないと、手札を減らしつつ、アオギリを持ってくることができない。

相手は… ハイパーボール。駄目だ、止まらない!
これでシェイミを呼ばれて…

「では、レックウザExを場に出してターンエンドです」

…えっ?

「えーと、手札は…?」
「0枚です」

場にはシェイミExが2体しかいない。
まさか?
シェイミExがサイドに2落ち?

自分のターン。ポストを使う。
めくった4枚の中に光る、黒いカード。

「パソコン通信を選択します」

苦悶の表情の相手。
そしてアオギリの切り札成功。
盤面の流れは一気にこちらへ。
初戦は、ここに決着したのでした。

  【カメケルラボ ○ 6-1 × 白レックシェイミライチュウ】



次の対戦相手の方は、可憐という言葉がよく似合う、小柄で美人のお母さんプレイヤー。
しきりに後方を気にしている。何かあったんだろうか?

「後ろ、どうかしました?」
「息子が2戦目の途中で、サイドが残り2-2だったので…」
「それは気にならないほうがおかしいですね」

ちなみに、息子さんは対戦中に無事2ndステージに進出されました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。


【1週目2戦目:VSシェイミ&リーフィアライチュウ】

対戦が始まってまず最初に、相手の変貌っぷりに驚きました。
つい数十秒前まではにこやかだった表情がきりっと引き締まり、
その目には、闘志と呼ぶ他に例え様の無い迫力が宿る。
いやがおうにも感じられます。この人は猛者である、と。
相手にとって不足無し。

自分が後攻。先1で相手はシェイミでピカチュウとイーブイを展開して終了。
全開ではなく、次のターンで一気に動くぞ、といった感じ。油断できない。
エネを貼らないのも、壊されるのを警戒しての動きかもしれない。

後1でこちらは順調にアオギリ成功。今度は間違えない。
エネが1枚しか揃わなかったが、ハイパーボールで不要ハンドを捨ててシェイミブースト。
カメケルの弱点だった、亀を立てた直後のエネ不足を解消し、
3エネケルディオでイーブイをノックアウト。

先2、相手もこの程度は何ともなかったかのように反撃。
慎重に手札を選びつつ、1枚1枚、確実に展開してくる。
エナジー進化したリーフィアにバングルを付けて、弱点180点。
ケルディオがノックアウトされる。

初っ端からの激しい攻防。でも、どちらも軽いジャブ程度の気持ちで撃ちあう展開。
あぁ、アタマが痺れる。徐々に初戦のプレミで冷えていたアタマが
ヒートアップし始めました。

ケルディオで攻めていてはサイド差が辛いので、
アタッカーをキュレムにチェンジしてリーフィアを撃墜。
サイド枚数を4-4のイーブンに戻します。


が、ここで相手が仕掛けてきます。
フラダリ→カメックスで、展開役のカメックスがダウン。
エネ付きキュレムは残ったものの、サイド残りは4-3。難しい判断を迫られます。


手札には、新しくプロモでリリースされた「ジラーチ」と「バトルサーチャー」が。
残念ながら、アオギリはできないハンドなのでカメックスは復活できない。
バトルサーチャーで選ぶべきは、「N」か「フラダリ」の2択。
バトル場は、3エネキュレム。ベンチは、2エネキュレム。

カメックスの復活を期待できない以上、攻撃できるチャンスは2回だけでしょう。
キュレムは、まず間違いなく返しのライチュウで倒されてしまうはず。
とすれば、フラダリ2回でシェイミを2回攻撃すべきか。

もしくは、Nを刺して相手の事故を待つか。
相手のライチュウはニコタマが無いと攻撃の手が止まってしまう。
ハンドを3枚に縛れば、ニコタマが止まるのではないか?
仮に攻撃してきても、ジラーチでニコタマを破壊することもできる。


長考。
カメケルの声は、まだ聞こえない。
2枚目のフラダリなんて、サイドから引けばいいだろ!とか言うんだろうか。
まぁ、自分らしいといえば自分らしいけど。

自分の選択は「N」。相手の手札を3枚に、自分は4枚に縛ります。
忘れず、相手の表情を確認。様子は… ため息。上手くいったか?

ブリザードバーンでライチュウをノックアウト。
返しのターン、相手はしばし考え込んだ後、ケルディオを前にしてターンエンド。
1ターン、猶予が出来た!

が、ブリザードバーンは連発できない攻撃。相手には、もう1ターン止まってもらう必要がある。
大丈夫。そう簡単にトップ解決なんてされるわけが…

「…引いた。ポケモン回収サイクロンを使います」

相手のトップドローは、何と1枚だけのエーススペック!
シェイミを回収され、セットアップされる。ライチュウにニコタマが付く。やられた…!

「では、エレキサークルを使います」

渋い表情の相手。そりゃ次のターンにはジラーチで壊されるとはいえ。
ここでキュレムを倒されては…

…あれ?

相手のベンチが6体しかいない。
エレキサークルのダメージは120。キュレムのHPには10点足りない。生き残ってる!
ていうかこれ、気付かなかったら気絶で処理されてたのか?危ない所だった。

次のターン、サポートで展開しつつ、ライチュウをノックアウト。残りサイド2-3。
ハンドにはバトルサーチャー。次の妨害を受けなければ、フラダリでシェイミを倒せる。
相手のサポートは…プラターヌ博士!キュレムがやられて、2-2。

震える手を押さえつつ、トラッシュを何度も確認して、バトルサーチャー。
フラダリ。シェイミ。ブリザードバーン。
間違い、ないよね。うそじゃないよね。ほんとだよね?
最後にもう一度確認。いける。勝てる。勝てた!やった!
夢にまで見た、1stステージ、ストレートで突破!
いや、前日は熟睡してて夢見てないけど!

 【カメケルラボ ○ 6-4 × シェイミ&リーフィアライチュウ】


対戦後、種あかし。どうやら3体目以降のイーブイがサイド落ちだったらしい。
本来はガマゲロゲの弱点である天敵だけども、カメケルにとってもそれは同じ。
万全の盤面で来られたら、果たして返すことができただろうか…
勝負は時の運。同じデッキでも、全く違うドラマになってしまうんだろう。

それでも、大会で結果を残しているタイプのデッキを倒すことができた。
これで勢いに乗らずして何たるか。

まずは勝利賞のメガターボをもらって、大事に大事に、カードケースに。
そして、2ndステージのテーブルへと足を運ぶのでした。

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